イズモテンブログVOL.36「猛烈に読書の秋」
2019.09.26
出雲店の山形です。
すっかり秋めいてきましたねー。薄着で寝ていたもんですから、早速喉をやられてしまいました。か弱いですねー。あと、花粉かなんか飛んでます?くしゃみが止まりません。
さて、秋です。
なにかにつけて「〇〇の秋」と発したい季節ですね。
あれってなぜ秋になると気持ちが強くなるんでしょう。
入学の春!
出会いの春!
桜の春!
サワラは春!
甲子園の夏!
バーベキューの夏!
細田守は夏!
おでんの冬!
こたつの冬!
サンタさんの冬!
ブリが美味しい冬!
なるほど、確かにしっくりこないですね。
やっぱり〇〇は秋に限ります。
スポーツの秋
読書の秋
芸術の秋
食欲の秋
他の季節に比べると、貫禄ありますねー。重みが違います。
四天王って感じです。
さて、営業マンたるもの、モノの魅力を伝えることができないといけませんね。
今回は、
読書の秋
ということで、本をいくつか紹介していきましょう。
本が苦手な方に人生で何度本を勧めてきたでしょう。今回は苦手な方、文字は受け付けません、という方にも伝わるように心がけて紹介していきます。
今回紹介するのは、5冊。
いずれも伊坂幸太郎さんの本です。
無類の伊坂幸太郎好きの私が、その魅力を伝えていきますよ。
まずそもそもに、、、、
伊坂幸太郎が描く作品の魅力とは何か。
2つです。
1.登場人物
まずこれですね。
顔はなくても想像できる、色の濃い登場人物たち。映像はなくても浮かび上がる、個性豊かな登場人物たち。
「漫画なら読めるけど、小説はちょっと…」
という方によくお会いしますが、心配ご無用です。
個性豊かな登場人物についていくだけで、勝手に物語に入り込めます。
泥棒、殺し屋、死神、カカシなどなど、作品によっては現実離れした超個性派の登場人物もいれば、その辺にいそうな一般人まで、数多くの魅力的な人物が登場します。
このキャラクターたちの会話のテンポがいいんです。
ですから、説明文といったものも他の小説と比較すると少なく、さらさらさらっと読み進めることができます。
また、会話も小説特有の堅苦しさはなく、普段私たちが会話している言葉と何ら違いはありませんので、癖なく読めますよ。
言葉遊びも秀逸で、ストーリーそっちのけで、言葉遊びや会話のユーモアを楽しめるのも伊坂幸太郎小説ならではの魅力です。
2.伏線回収
伊坂幸太郎の代名詞、伏線回収。大なり小なりなんでも回収します。
どこにあるのかわからない、張り巡らされた伏線。
そして終盤での怒涛の回収劇は、圧巻そのものです。
本を買う時、
映画を観る時、騙された経験はありませんか?
「絶対に騙される!」
「驚愕のラスト!」
「全米が泣いた!」
「アカデミー賞総なめの今世紀最高作!!!」
伊坂幸太郎はその心配がありません。
作品によっては、「どんでん返し」というわけではないのですが、どの作品の伏線回収も綺麗で素晴らしく、それでいてストーリーも面白い。
伊坂幸太郎作品を語る上で欠かせない重要な要素です。
出てくる人物が魅力的で、物語も面白い。
読めない理由が見当たりません。
さて、そんなことを踏まえて、個人的にオススメしたい作品5選。
1.ラッシュライフ(2002年)
「伏線回収」を楽しみたい方にオススメしたいエントリー作品です。
そして、初めて伊坂幸太郎作品を読む方にオススメしたい一作です。
デビューして間もない頃の作品ではありますが、展開の仕方、物語の閉じ方、とても緻密で丁寧な作品です。
5つの話によって構成されていますが、一見つながりがないように見えて、後半パズルのようにばらばらだったピースが一気につながっていく感じは、、、
正直たまらないですね。
トヨタ車でいうところの「プリウス」といったところでしょうか。完成度高めです。
また、伊坂幸太郎作品には、別の話に同じ登場人物が・・・ということが度々あるのですが、
読者の間で圧倒的な支持のある「黒澤」という登場人物が出ている作品でもあります。職業は泥棒です。
2.オー!ファーザー(2010年)
伊坂作品には現実味のない話がときどきありますが、この話も一風変わった作品です。
主人公の由紀夫は高校生で、6人家族。
構成は、主人公、母親、父親、父親、父親、父親です。
そう、一家に父親が4人。
体育教師、ギャンブラー、大学教授、遊び人、と個性豊かな父親が4人登場します。
この一家がとある事件に巻き込まれ・・・といった話なのですが、
ぱっぱらぱーな設定と裏腹に、物語の構成はしっかりとしていて、エンターテイメント性高めの作品です。
トヨタ車でいうところの「シエンタ」といった作品でしょうか。遊び心に溢れています。
3.死神の精度(2008年)
主人公は、死神です。名を、「千葉」といいます。
この物語は、会話がとにかく面白い。
人間の心を持たない死神「千葉」と人間との会話のやり取りが愉快で痛快です。
伊坂幸太郎の「言葉遊び」「言葉選び」の秀逸さを詰め込んだ作品です。
死神が出てくる作品ですので、もちろん登場人物が死ぬシーンもありますが、ご心配なく。
一見暗いテーマの作品のように見えますが、クスリと笑えるシーンも多く、また、ほっこりすることもできます。
トヨタ車でいうところの、なんなのでしょうか。ぱっと、「ハリアー」が思い浮かびました。
4.アイネクライネナハトムジーク(2014年)
ほっこりしたい方にオススメの一作。個人的には女性にオススメしたい作品ですね。伊坂幸太郎には珍しい恋愛短編(?)小説です。優しい作品です。
短編(?)集になっていますので、読みやすいですし、また、伏線回収もしっかりかましてきます。登場人物が多いので、一気読みをお勧めします。
映画化されましたが、伊坂幸太郎作品に関しては基本原則、小説を特に強くオススメしています。
さて、次が最後の作品です。
5.ゴールデンスランバー(2007年)
2008年本屋大賞受賞作品です。
本屋大賞の歴史は浅く、まだ16年です。文字通り、本屋の書店員が「おもしろい!」と思った作品を選びます。
文学者や作家が選出する芥川賞や直木賞と比較すると、エンターテイメント性が高く、本が苦手な方でも読みやすい作品が多くあるのが特徴です。
そんな本屋大賞ですが、ノミネートされた10作品が投票によって点数化されます。
16年の歴史の中で500点越えの作品はわずか3作品。
そのうちのひとつが、
われらが伊坂幸太郎、
ゴールデンスランバー
です。
(また、伊坂幸太郎さんは過去16回のうち、11度ノミネートされており(2位は5作品)、最多ノミネート数の記録も持っています。)
間違いなく、面白いと自信を持ってオススメできる作品です。
小説を読み慣れていない方は冒頭100ページ手前でダウンしてしまうかもしれませんので、何か他の作品を2、3作品読み終えてから手に取ってみてください。
あらすじだけざっと紹介。
総理大臣がパレードの最中に爆殺されます。
その犯人が「青柳雅春」であるという報道が。
突然濡れ衣を着せられた主人公、青柳雅春が逃げる。逃げる。逃げる。そんな話です。
600ページを超える大作ですが、とにかく逃げて逃げて逃げまくります。
第5部「事件から3ヶ月後」
これがすごい。圧巻の伏線回収。怒涛の5連続。
「あ、くるぞ。伏線回収くるぞ。」とわかっていても鳥肌が止まりません。初めて読んだとき、本当に鳥肌がゾワワと立ち、しばらく収まりませんでした。
伊坂幸太郎の代表作品でもあります。
ファンであるがゆえに、もっとコアな作品を推したい気持ちもありますが、なんだかんだいってゴールデンスランバーはすごいです。
映画も数年前にやりました。
堺雅人さんと香川照之さんが出ています。
映画で観ても面白いのですが、やっぱり小説の方が何倍もこの作品は面白い。
ぜひ、本で読んでみてください。
トヨタ車でいうところのなんでしょう。セルシオでしょうか。
だいぶん長くなってしまいました。
伊坂幸太郎作品は全て読んでいますので、もし他に読んでみたい作品、気になる作品があれば出雲店の山形までお問い合わせください。
以上、山形がお送りしました。
出雲店 山形
イズモテンブログVOL.34「ワタクシゴトデスガ」
2019.09.14
出雲店の山形です。
はやいもので、イズモテンブログの更新も34回目となりました。いやー、ネタに苦しみながらも34回も投稿できたことに半ば満足しています。
さて、ここで通なイズモテンブログファンの方はお気づきかもしれません。
「33回目の更新、あったっけ?」
と。
そうなんです。前回の投稿は32回目。そして今回は34回目。33回目は、存在しません。
33回目の更新にご用意していたネタがこちら。
イズモテンブログVOL.33「ガチンコメイクバトル」
です。渾身の作品となりましたが、チェックの段階で
「品がない」
と一蹴されてしまいました。正直、悔しいですね。
確かに品性には欠ける部分はありました。
私や來海スタッフ、山本スタッフのメイク、女装は正直かなりレベルも高く、世に出してもなんとかいけるレベルでしたが、
安部スタッフなんかは特にひどく、確かに「品がない」ものでした。
内容自体はかなり面白いものに仕上がった自負がありますが、残念ながらお蔵入りとなってしまいました。楽しみにしていた皆様、大変申し訳ございませんでした。
さて、ちょっとしたご報告です。
以前、私のGWでの出来事をつづった記事があります。
イズモテンブログVOL.21「【山形連載(番外編)】日本列島ダーツの旅・前編」
イズモテンブログVOL.24「【山形連載(番外編)】日本列島ダーツの旅・後編」
前編と後編合わせて、原稿用紙50枚分以上に及ぶ超大作です(車の話は一切関係ありません)
一緒に参加したメンバーで、岡山出身のOくんというメンバーがいたのを覚えておられますでしょうか。
ダーツを投げるOくん。
冷やし中華を前に喜ぶOくん(左)と、旅行中じゃんけんで盛大な負けっぷりを披露したAくん(右)。
温泉の支払いをかけたじゃんけんで負け、4000円近い出費に肩を落とすOくん。
そんな彼ですが、ミスタージャパンという大会にエントリーしておりました。
今年で7回目となるこの大会。彼曰く、知名度自体はまだまだの大会らしく、女性が行う「ミスジャパン」という大会の方が有名だそうです。(今年のグランプリは土屋太鳳さんのお姉さんでした。)
岡山県での予選を勝ち上がり、ミスター岡山2019ということで全国大会に臨んだ彼。
(ホームページではこんな感じで紹介されていました)
ファイナリスト16人の中に彼も残っていたため、どんな結果になるのか楽しみにしていました。
そしたら何と結果が、
グランプリ!
イケメンですねー。
筋肉も素晴らしいです。
仲間内の間では、「なんだかんだ1位とるでしょ」みたいな話をしていたのですが、本当に獲ってしまいました。びっくり。そして何より、おめでとう。
ミスジャパン2019のグランプリ、土屋炎伽さんと、ミスタージャパン2019のグランプリ、岡田雄磨くんのツーショット。
まだ知名度の低いらしい大会だと彼は謙遜していましたが、大学時代の仲間の中から全国1位が誕生したことに、誇りを感じます。
(ちなみに、同級生にはパズドラ世界一に君臨したものもいます。)
さて、岡山出身のミスタージャパン岡田君ですが(検索したら名前出てくるので名前出しますね)、実は大のイズモテンブログファンでもあります。
毎回投稿をアップするたびに熟読するので、よくでるスタッフの名前も覚えてしまったようです。ファンであるあまり、岡山から出雲店までわざわざ遊びに来たこともあります。
「あのいつもカマキリのポーズをとっている山本くんに会いたい」
とのご用命がありましたので、記念にパシャリ。
グランプリに輝いた岡田君は、次は日本代表としてミスター・インターナショナル世界大会に出場するようです。頑張ってください。応援しています。
(ネットの住民に「顔イケメンだと思ったら短足ワロタwww」「なんか顔が古いwww」などなど、さっそく叩かれている部分もありますが(笑)、「短足言われとるで!(笑)」「それは否定できん!(笑)」と、本人含むダーツの旅メンバーで、本人をいじりながら連絡を取り合うのがここ数日の楽しみです。)
さてさて、世に名前や顔が出ると、盛り上がるのはネットですね。さっそくまとめサイトなんかもちらほら出ており、
「ミスタージャパンのグランプリは!?出身地は!?彼女は!?」
などといったまとめサイトも見かけます。
たくさんの情報を手っ取り早く手に入れることのできるのがよさですが、やはり正しい情報もあれば、異なった情報もある。ネットのいいところでもあり、難しい部分でもありますね。
例えば・・・
「大学時代の写真を拝見する限り、かなりイケイケだったご様子!(笑)」
といった文言がありましたが・・・・・
おっしゃる通りで言うことありません。かなりイケイケでしたね(笑)
写真では伝わりませんが、彼はとってもいい声をしています。友人の中でもダントツで一番いい声です。低く、渋く、落ち着きのあるいい声です。あとは、話をするときの目がいいですね。思わず吸い込まれそうになります。
これから忙しくなると思いますが、またゆっくり出来るときには一緒にダーツの旅をしたいですね。
では今回はこのあたりで。
出雲店 山形
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イズモテンブログVOL.25「2019年1月~5月までのまとめ」
イズモテンブログVOL.31「暑い」
2019.08.18
出雲店の山形です。
暑いです。
夏ですから、当然暑いです。
「最近出雲店のブログ更新ないけど、一体どうしたの?」
という声をかけられることが多いです。
暑さのせいです。暑さのせいにしてしまいましょう。暑さが悪い。うだるようなこの暑さの仕業です。
いやしかし、本当に暑い。
毎年ながらではありますが、例年以上に暑い。
「今年はうんじゅうううううん年ぶりの猛暑で・・・」
って、毎年報道されていませんか。
しかし本当に暑い。
さてさて、日差しが強い今日この頃。
学生時代は部活をしていたこともありますし、嫌でも日焼けをして真っ黒な状態でしたが、社会人になるとそういうわけにもいかないですよね。
ワイシャツを半袖で着れば腕はそこそこに焼けますが、下はスーツですし、足は真っ白です。
ですので、「日焼けをする機会」に対しての意識は必然的に高まります。黒くなりたい。バランスよく黒くなりたい。こんがりと焼けたい。こんがりと焼けて、そしてあわよくばモテたい。
さてさて、夏の休日にすることといえばひとつしかありませんね。
そうです、高校野球観戦です。
球児たちのアツい夏。
負けたら終わりのガチンコ勝負。
容赦なく球場を照りつける太陽。
アスファルトの照り返し、万歳。
首にはタオルを巻き、半袖半ズボンでの応援。
ふと手元の携帯で気温を確認すると、35度。
あー。。。
これは日焼け止め塗らないと大変なことになるよな。
絶対日焼け痛いし。
日焼け止め塗ろ。SPF50+塗ろ。
そう思う自分がいる。
一方で。
いやー、今日この日で日焼けしなかったら、きっと今年は真っ白なままで終わっちゃうよなー。。。
多少焼けてたほうが健康的に見えるし、いや、そもそもに健康どうこうより焼けてたほうがかっこいいっしょ。
多少焼けすぎても一週間後くらいにはちょうどいいっしょ。
今日は焼くしかないっしょ。
こんな馬鹿な自分が心の隅にいるんですよね。
そして心の隅の馬鹿な自分に8年以上連続で負け続けている、これまた馬鹿な自分がここにいます。
今年ももれなく失敗しました。
めちゃめちゃ日焼け痛いです。
ゆでダコ状態です。
顔が痛い。肌がボロボロです。
おでこのしわの切れ目からボロボロになっていくスタイルです。
水分がなくなっているらしいので、パックで肌に潤いを与えました。
顔ももちろん痛いのですが、足が尋常じゃないほど痛いです。
特に右膝が重症で、軽いやけど状態です。
足を組んでいる時間が長かったせいか、左膝は右足によって隠されていたので、真っ赤な右膝とは対照的に、左膝は真っ白です。
右足と左足のコントラストがあまりにもいびつです。鏡を見るたび、恥ずかしく、情けなくなります。
他のお店のブログでは花火の鮮やかな写真とコメントが飛び交う中、私は一体何の話をしているんでしょうか。誰が私の足の日焼けに興味を持つのでしょうか。
以上、なんのまとまりもありませんが、ブログをさぼっていたことへの言い訳でした。
文章のキレのなさは、暑さのせいにしてやってください。僕のせいではありません。
これからは真面目に更新していきますので、よろしくお願いします。
出雲店 山形
イズモテンブログVOL.30「山形の華麗なる休日」
2019.07.13
出雲店の山形です。
先日の出来事です。友人から、
「オススメの映画ない?」
と質問がありました。
私はめちゃめちゃ映画を観るわけではないのですが、何かをオススメしたり、何かを紹介したりすることが好きなので、こういうことがよくあります。
普段であれば、
「どんなジャンルのがいい~?」
「洋画と邦画どっちがいい~?」
「どんな映画が好きだ~?」
と聞きながら、
「これオススメ!」
と伝えています。
「なんだかブルーな気持ちになりたい」
という、どんな気持ちかよく分からない希望を伝えらたので、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を薦めました。
この映画、超名作ですが、私の中では二度と観たくない作品で、終始陰鬱とした雰囲気が漂います。悲しく、暗く、辛い映画です。
ラストのシーンは、想像して思い出すだけで鳥肌がぞわわわっとなります。とことん落ち込みたい、ブルーな気持ちになりたい、という方にはオススメの作品ですので、機会があればご鑑賞ください。
さて、今回は私の休日の出来事を書き綴ろうかと思います。
「休みの日って何してる?」
何気ない会話からこんなやり取りをすることがありませんでしょうか。私はいつも答えに困ってしまいます。
旅行は好きだけど、休みの日に毎回旅行に行くわけでもないし、これといって突出した趣味もないし、だらだらしながら本を読むことはあるけれど、「だらだらしながら本読んでます」という答えも面白みに欠けます。
写真を撮ることは好きなのですが、2年前に購入したカメラがとても重く2kg近くあるため、持ち出すことを考えると陰鬱とした気持ちになり、ここ最近は触れていません。
そんな「休みの日迷子」の私山形の、気ままな休日を、ご覧ください。
休みの日の前日の夜
「明日何しようかな」
いつもだいたい悩みます。何しようかな。なんにも決めないと、1日だらだら過ごしてしまいそうだな。何かしよう。そうだ、何かしよう。
友達と後輩に連絡を取ります。
私「明日暇〜?」
友達「昼前からなら空いてるよ」
後輩「明日いけますよ」
休みの日、到来。
予定があるというだけで気持ちがワクワクします。朝8時に目を覚まし、ゆっくりと準備をします。
普段何もない時にはまだ寝ている時間なので、ちょっと得した気分になります。レッツ三文の徳。
朝10時に集合。優雅にモーニングから1日のスタートです。
後輩「いや〜、天気もよくて素敵な休日ですね〜。ところで今日、何するんですか?」
私「内緒」
後輩「いつものやつですね!了解ですよ〜。うわ、小倉トースト、うっま・・・」
「え、教えてくださいよ~!」の言葉が欲しかったのですが、内緒であることをあっさり承諾されてしまいました。小倉トーストの方が魅力的だったようです。
モーニングをすませると、後輩と一緒にお友達を迎えにいきます。
友達「久しぶり!あれ、そんな久しぶりでもないっけ?」
私「2ヶ月ぶりくらいじゃない?久しぶりってほどでもないかな〜!」
友達「ところで今日何するの?」
私「内緒」
友達「おっけー!」
もうちょっと何をするのか気にしてほしかったのですが、ここも内緒であることを快諾されてしまいました。正直、もっとかまってほしかったです。肝がすわりすぎてませんか。「んじゃ、ヒントちょうだいよ!ヒント」「どうしよっかな~?(笑)」みたいなやり取りをしたかったのですが、そこまで至らず。別に行先をシークレットにしておく必要もナッシングなのですが、そこまでのやり取りに至らず。ヒント、出したい・・・。行先、言いたい・・・。ええ、私はとてもめんどくさいやつです。
そうして、2人を乗せ、車を走らせます。
私「はい、もしよかったらこれ」
友達「うわ、なんも見えない」
後輩「これ、目がポカポカしますよ」
蒸気でホットアイマスクです。
目がポカポカしてとても気持ちいいです。ワクワク感とドキドキ感を高めるために、視覚からの情報を奪いにかかります。
車を走らせ15分・・・
車を走らせ30分・・・
車を走らせ1時間・・・・・
友達「ところでどこに向かってるんだろうな〜」
後輩「さっきから車止まってないんで、高速道路じゃないですかね〜」
車を走らせ1時間30分・・・・
車を走らせ2時間・・・・
友達「何するんだろう。宮島とかかな〜。天気も良いし。今は真っ暗だけど」
後輩「どのくらい時間たったのかもよくわからないですね」
私「着いたよ!着いてきてね!」
後輩「え、めちゃ怖いっす」
友達「え、怖い怖い」
私「マスクとっていいよ」
友達「おお」
後輩「おー」
じゃん。
映画館です。
広島バルト11まで、ゴジラを観にきました。ゴジラ自体は島根県でも観ることができますが、MX4Dというものが島根県では観ることができないため、広島県までやってきました。
私「ゴジラ観るよー!」
友達「ゴジラ何時からー?」
後輩「18時半からですねー」
友達「今何時ー?」
私「14時だねー」
後輩「待ち時間めちゃ長いですねー」
私「とりあえず、時間つぶしにアラジンでも観るー?」
友達「そうだねー」
後輩「アラジンいいですねー」
私「せっかくだけん、IMAXで観ましょうかー」
友達「よくわからんけど、それにしようー」
後輩「普通より500円高いですけど、IMAXがいいんですかねー?」
私「わからないから、確かめようー」
ちなみにこのIMAXも島根県では体感できないため、人生初めてのIMAX体験です。
IMAXと通常の映画との違いを簡単に羅列すると、
1.音響がすごいらしい
2.映像がすごいらしい
語彙力・・・。
これまでディズニー映画はどことなく敬遠しがちの私でしたが、とても良かったです。控えめに表現しても最高でした。
魔人役のジーニーをウィルスミスが演じていますが、一緒に観にいったお友達がとてもそっくりで、途中から気になって仕方ありませんでした。(感動するほどそっくりでした。違いといえば肌の色くらいでした)
映画鑑賞後にそのことを伝えようとすると、
「言おうとしていることはわかってる。口にするな」
と注意を受けました。
また、ディズニーに疎い私でも聴いたことのある「A WHOLE NEW WORLD」は特に感動で、ぜひ映画館で体感してほしいです。IMAXで鑑賞したこともあり、音の広がりと包まれている感覚が凄まじく、鳥肌ものでした。
少し遅めのお昼ご飯を終え、食後のデザートも。アイスクリームはじゃんけんで敗北したジーニーにご馳走になりました。(願いをかなえてくれました☆)
さて、次は大本命のゴジラです。
初のMX4D体験、いかがなものでしょうか。
ここでMX4Dについて、簡単に説明をします。
1.シートの突き上げ・可動
2.首元への触感
3.背中への感触
4.香り
5.風
6.水しぶき
7.足元への感触
8.地響き
9.突風
10.霧
11.ストロボ
「観る」というより、「体感する」をテーマにしたもので、アトラクション感覚が強いです。
ワクワク。ドキドキ。
さぁ、鑑賞。
感想は・・・。
ゴジラついでに観たアラジンの存在がなければ、きっとブルーな気持ちの帰り道になったことでしょう。
ゴジラについて口を開くことは、タブーな雰囲気が車内に漂い、「アラジンよかったね!」「アラジン最高だったよ!」と盛り上がりました。
帰り道、車内ではゴジラの「ゴ」の字も出ませんでした。
きっと、期待が大きすぎたんでしょう。(あくまで一個人の感想です。ちなみにキングギドラはめちゃめちゃかっこ良かったです)
ちなみにmx4d についての感想をせっかくなので書いておきます。
●映画の動きに合わせてシートが上下左右に動く
(めちゃめちゃ動きます。あわよくば酔います。いきなり動くときはびっくりします。「びっくりしたー!!!!」と5,6回は大声上げました。)
●風が吹く
(嵐のシーンでの風、半端じゃないです。びっくりします。びっくりがそこら中に乱舞していました。)
●フラッシュ
(雷鳴が轟くのに合わせてフラッシュがバシッ!と。びっくりします。「うおおお!びっくりしたぁ!!!」と4,5回叫びました。)
●煙
(もくもくと煙が劇場内を包み込みます。USJのアトラクションでありそうな感じでテンション上がります。)
●香り
(コーヒーを注ぐシーンでコーヒーの香りがしました。正直、感動しました。突然のコーヒーの香りに感動してしまい、「うおお!!!びっくりしたぁぁあ!!」と声を張り上げてしまいました。)
●水しぶき
(肘置きからブシュッ!としぶきが。顔にもかかります。びっくりしすぎて内容が頭から飛びかねません。)
とにかくびっくり続きでした。さもそこにいるかのような感覚は通常の映画館では味わえないので、貴重な経験が出来ました。
ただ、めっちゃ疲れました。
初めての体験でしたが、別の映画でも体験してみたいなと思いました。
帰り道、仕事終わりに参加してくれたジーニーは仮眠を取り、後輩と二人で「ほ~にゅ~わ~」と歌いながら帰りました。
IMAXとMX4D、初めての経験ができてうれしい気持ちになりました。
また、一緒にお付き合いしてくれたジーニーと後輩にも感謝です。また遊びましょう!(^0^)
おしまい。
出雲店 山形
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