イズモテンブログVOL.52「トヨタの純正用品、ダブルツィーターシステムをガチンコレビュー」
2019.12.13
出雲店の山形です。
車を買い替えました。C-HRからC-HR。
「同じやん・・・」
というツッコミを受けそうですが、いや、実際受けていますが。
まあでも、マイナーチェンジしましたもんね。
何が変わったのか、やはり営業マンが率先して体感しないとお客様にオススメすることはできませんから。
営業マンの鏡ではないでしょうか。
ちなみに。
グレードは前回と同様、Gグレードです。
色は前回はシルバー(メタルストリームメタリック)でしたが、今回もシルバー。
ですが今回はツートーン。屋根が黒くなりました。
シルバーって、手入れが楽ですね・・・。
雨ジミ、雨スジも目立たない、洗車などによる磨き傷も目立たない。
春先ですと黄砂などですぐ車が汚くなってしまいますが、シルバーならこれまた目立たない。
もうこれからシルバーにしか乗れないと思います。
さてさて、車の購入、考えただけでワクワクします。
「こういう仕事をしているとさ、自分で車買ってもドキドキしたりワクワクしたりしないでしょ?」
と質問されることもあります。
いや、ワクワクっす。ドキドキっす。何なら、ソワソワもします。
楽天市場でなんかないかな〜ってカー用品とかも見ちゃいますもん。
オプションとか、選ぶの楽しいですよね。
「今度の関西旅行、どこに行く〜?」
の「どこ行く〜?」を発するときのワクワク感に近いものがあります。
あれ、めっちゃ楽しいですよね。旅行の最中よりも、「どこ行く〜?」の方が楽しい気がします。
さて、今回の新車購入、前回とは違いふたつオプショーーーーーンを追加しましたが、そのうちのひとつをご紹介。
それがこちら。
「ダブルツィーターシステム」
ダンゴムシみたいって思いませんか?私は最初見た時そう思いました。
やけに黒光りもしているので、「アレ」にも見えなくもありません。
音楽に精通しているわけではないので、詳しいことはイマイチわかっていない部分も多々ありますが、
今回はこの「ダブルツィーターシステム」の魅力を私なりに解説していきたいと思います。
まず、
ツィーターとはなんなのか。
ツィーターとは、高音域を担当するスピーカー。
一方、ウーファーとは、低音域を担当するスピーカーだそうです。
あとは、中音域を担当するものはスコーカーと呼ばれるそうですが、正直私は初めて聞きました。
たまに、「ズン!!ズン!!ズン!!!」と地鳴りのような音が車から聴こえることがありますが、あれはウーファーによるものなんですね。
ひとまずこの形に注目。
運転席からの写真ですが、この大きな方は、助手席に向けて音を出しているそうです。
そしてちっこい方は運転席に向かって音を出しているそうです。
そして運転席から助手席側の写真も撮ってみました。
大きな方は運転席に向けて音を出しているそうです。
ちっこい方は助手席に向けて音を出しているそうです。
どうやら本来のスピーカーシステムだと、音の到達にズレがあるそうで、左右のスピーカーから音の出すタイミングを若干ずらすことで、明瞭な音を耳にお届けするそうです。
(よくわからないので「だそうです」ばかりで申し訳ないです)
ちなみにこのダブルツィーターシステム、こちらの3つで構成されています。
①ダブルツィーター(ピアノブラック)
②高性能 別体アンプ
③プレミアムドアウーファー(フロントドア用)
まぁそういったことはホームページでご覧いただいた方が早いと思うので、リンクを貼っておきますね。
プレミアムダブルツィーターシステム
なんとか解読しようと思いましたが、英語やカタカナが多くて理解するのが難しかったです。
どなたか私にわかりやすい言葉で教えてください。仕組みを知りたい。
と、ここまでは曖昧な知識で曖昧な言葉をつらつらと羅列してしまいましたが。
ここから私の感覚的な部分でガンガンレビューしていきます。
大切なのは、
どうなっているかではなく、
聴いて、体感して、どう感じたかである。
全体的に、盛り盛りで誇張しながら書いていきます。
では、レッツ・モリモリ。
①めっちゃいい
結論から言いましょう。
めっちゃいい。
同じ車で、何度も聴いた音楽を再生。
せっかく違いを体感するのであれば、聴き慣れた音楽の方がいいですよね。
1ヶ月も前の出来事ですが、覚えていますよ。
初めて聴いた曲は浜崎あゆみの「voyage」です。
実は私、無類の浜崎あゆみ好きでもあります。
本もきちんと読みましたよ。
あの前奏でたっかーい音だしてる楽器、あれってなんですか。
何の楽器か気になったので、高校の同級生に聞いてみました。
「チェレスタかな?いや、普通にオルゴールな気もする!」だそうです。
あの音がめっちゃクリアに聴こえるんですよね。
スーーーッと響いてきます。
冬の早朝、まだ明るくなる前にランニングすると空気がやけに澄んでいて、清々しい気持ちになるじゃないですか。スーーーッと。
あれです。
ひとまず、「あ、なんか違うわこれ」を一曲目から体感することができました。
②ボーカル、近い
ボーカルの声、めっちゃ近く感じます。
ライブ会場の最前列、というよりは、ボーカルの横。
なんなら、ボーカルが歌うときのマイクになった気分です。
これを俗に「臨場感」と比喩するのでしょうか。臨場感高め。
さらにボーカルの息遣いを感じることができます。息遣いの臨場感高め。
福山雅治を聴いてみました。
ひとまずど定番の「桜坂」ですね。
「揺れる木漏れ日」の「揺れる」のところですね。
これまで聴いた「揺れる」と違いますね。
喉の奥がゴロゴロ鳴る感じまで伝わってくるかのようです。喉の臨場感。喉奥の臨場感高め。
「ダブルツィーターシステム」という名前なので、高音に特化しているかと思いきや、男性ボーカルの低い声、渋い声も鮮明に届いてきます。
③ピアノの音、ずるい
ピアノの音がですね、シャキシャキ聴こえるんですよ。音の頭がポーーーーン!!!と耳にまっすぐ届きます。
一青窈の「ハナミズキ」とか最高ですね。
キーの高めなピアノの音が、心地よく耳に入ってきます。
前奏だけで、すでに目が潤んできます。
今まで何度も何度も聴いてきた音楽たちが、容赦無く違う一面を投げかけてきます。
ちなみに、「ハナミズキ」と「涙そうそう」を一緒に言われると、ごっちゃになってどっちがどっちの曲か一瞬分からなくなるのですが、私だけでしょうか。
あと、AIの「STORY」もいいですね。こちらもピアノの前奏から入りますが、
ピアノの重低音がズシーンと体に染み渡っていきます。
前奏だけで、すでに目が潤んできます。
あと私は無類の細田守監督好きなのですが、特に「時をかける少女」は最高傑作ですよね。
その主題歌、奥華子が歌う「ガーネット」
こちらもピアノの前奏から始まります。
すごい、臨場感がすごい。すごすぎるぞ。
「はーい、先生が遅れてきた理由は何かなー!?」
「小テスト〜!????」
「早川、せいかーーーーーい!!!」
作中のセリフが勝手に浮かんできます。ひとつひとつが勝手に目の前に浮かんでくるようです。
前奏だけで、すでに目が潤んできます。
ミーハーなのでメジャーどころしか聴かないのですが、ゆずの「栄光の架橋」もピアノの前奏から始まりますね。
ダブルツィーターシステムで聴く「栄光の架橋」、最高ですね。
2004年のアテネオリンピックが昨日のことのように思い出されます。
当時小学5年生です。もう15年も前の出来事なんですね。
前奏だけで、すでに目が潤んできます。
さらにここからもすごい。ラスサビの前の「ズゥウウウウン」みたいなやつありますよね。
体がブルっときますね。ダブルツィーターシステムで聴く「ズゥウウウウン」の臨場感。
思わず、「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だァーーーーー」と言いたくなります。
あれ、実際に口にすると高確率で噛みます。
④アカペラ、半端ないって
ボーカルの声がすごくすっと透き通って耳に届いてくるので、アカペラの曲なんかすごいんじゃないかというのは容易に想像できますね。
というわけで、何曲か聴いてみました。
まずはLittle Glee Monsterの「Jupiter」から試しに。
そう、平原綾香の「Jupiter」をカバーした曲で、ドラマ「陸王」の主題歌にもなりましたね。
陸王、私は観ていませんが・・・。ドラマは何曜日の何時からやるかを覚えられないので、基本続かない私山形です。
それでも、来年の春に続編が予定されている半沢直樹は今からすでにワクワクしています。
さて、「Jupiter」ですが、半端ないってですね。
それぞれのパートの重なり・厚みを感じることができます。
さらにはソロパートでの音の響き、最高ですね。てか、めっちゃ歌うまいっす。鳥肌立ちます。
あとは、アカペラといえばゴスペラーズですね。しかし、ゴスペーラズの曲はほとんど知らない私山形です。
唯一レベルで知っている曲は「言葉にすれば」でしたので、聴いてみました。
メロディーの響きもさることながら、「ボンーボンボンー」みたいに、楽器じゃなくて声でなるあれ、すごいっす。
高音と低音のコントラストが心地いいです。
ゴスペラーズを漁っていると、スピッツの名曲「ロビンソン」をカバーしているものがあるじゃないですか。
初見ですが、せっかくなのでそのままダブルツィーターシステムで堪能してみました。
いい。
すごくいい。
だいたいどの曲でもですが、ボーカルの歌い上げる歌詞、言葉がシャキシャキ聴こえてきます。
氷水につけた野菜、シャキシャキになりますよね。あの変貌ぶりすごいじゃないですか。
あれです。
2番のAメロの「片隅に捨てられて呼吸をやめない猫も」という歌詞。
これまでなんとなく口ずさんでいただけでしたが、情景まで浮かんできます。
ダンボールに入れて捨てられていることまで情景として浮かび上がってくるほどです。
⑤何度も聴いている曲だけど、ダブルツィーターシステムで聴いて、鳥肌が立った曲5選
同じ曲でも、音が変わるだけでこうも変わるのか、とすっかり心酔している私山形。
あの曲はどうなるのか、この曲は、といろんな曲を聴きなおしてみます。
その中でも、個人的にダブルツィーターシステムで聴くとより感動を覚える、相性の良さそうな曲を最後に紹介しましょう。
1.Believe(シェネル)
映画「海猿」の主題歌ですね。
高速道路で眠気が来そうな時に、この音楽を大音量でかけながらでない高音を無理やり出しながら歌い、眠気を吹き飛ばすというのが私山形の必殺技です。
ですが大音量でかけると、サビの高音が「ボババババッバァー」みたいにガサガサするんですよね。
そこで、このダブルツィーターシステムではどうなのか、と気になってかけてみました。
いい。
すごくいい。
音がガサガサする気配もありません。耳がキンキンする感じもありません。
もちろんシェネルに合わせて私山形も大熱唱ですが、心なしか、いつもより高音が出ている気がします。
スーーーーーーッと耳にまっすぐきます。グーーーーーッと伸びてきます。
その伸び具合はまるで、藤川球児の火の玉ストレートの如し。
私はオールスター戦での「藤川vsカブレラ・小笠原」を今でもよく観るのですが、ストレート宣言した藤川に対してカブレラが「ニヤッ」と笑みを浮かべるところが一番好きです。
2.花束を君に(宇多田ヒカル)
気づきました。このダブルツィーターシステム、宇多田ヒカルの歌声と相性がいい。
とてもいい。
どの曲もいい。
特にこの「花束を君に」と「あなた」は一通り聴いた感じ、特にいい。
なぜか宇多田ヒカルとMr.Chirdrenは食わず嫌いでこれまであまり聴いていない人生でしたが、
これを機に聴いてみようと思います。
3.僕が僕であるために(尾崎豊)
私山形が生まれる前年に亡くなっている尾崎豊さん。
なんと人を惹きつける歌声なんでしょうか。
このダブルツィーターシステムは高音もですが、男性ボーカルの男らしい声も臨場感たっぷりで届けてくれます。
福山雅治を聴いてそう感じた私は尾崎豊はどうなるのか・・・と興味津々。
せっかくなので一番好きな曲を聴いてみました。
すごい。
すごすぎる。
サビの絞り出すようなあの歌い声。
若干掠れたあの歌い声。迫力あります。臨場感たっぷりです。
そこら中で窓ガラスが割れているかのようです。(曲が違う)
あぁ、またバイクが盗まれました。(曲が違う)
4.出逢った頃のように(Every Little Thing)
1997年にリリースされたこの名曲、もう20年以上も前の音楽なんですね。
全く色褪せないですよね。
Every Little Thing。
小さい頃、親の車の後部座席でたくさん聴きました。懐かしの三菱・シャリオグランディス。
今でもたまーーーーーにすれ違います。三菱・シャリオグランディス。
見かけると、「あ!!!グランディス!!!」とふと声が出てしまいます。嬉しい気持ちになります。
一番思い出の詰まった車は、これから先どんな最先端の車に乗ることになったとしても、きっとずっと三菱・シャリオグランディス。
たくさん流れる曲の中でも、幼少期の私は浜崎あゆみとEvery Little Thingが大のお気に入りで、この曲が終わって次の曲が流れると、
「前の曲に戻して」と何度もおねだりしていました。
私の中ではこの曲は「昔の曲」という認識ですが、ダブルツィーターシステムで聴くと一体どう生まれ変わるのでしょうか。
期待に胸を膨らませながら聴いてみました。
すごくいい。
とてもいい。
本当に。
とてもいい。
まるで今年リリースされましたと言わんばかりの聴き心地。クリア。とってもクリア。
幼少期にタイムスリップした気分です。(心の底から本当に)
親にいろんなところに連れて行ってもらった記憶が蘇ります。
高所恐怖症ながら、かずら橋に連れて行かれ、号泣する私山形と、それを見て大笑いの父親。
エンゼルランドの噴水で水遊びをして、くたくたでうとうとしながらの帰り道。
スーパーの中でまだ購入していないお菓子を開けてしまい、母親にめちゃくちゃ怒られた帰り道。
幼稚園の迎えの時、「今日はゆうきくんは女の子を泣かせちゃいました」と先生から報告を受け、母親にめちゃくちゃ怒られた帰り道。
小学1年生の時、宿題の再提出をしないまま帰っていることがバレ、母親にめちゃくちゃ怒られた学校へ向かう道中。
母親に怒られた多数の記憶も同時に蘇り、なんとも言えない気持ちになってしまいましたが、
ダブルツィーターシステムは、懐メロのまた違う一面も見せてくれます。
あの名曲たちが、ピュアなサウンドで蘇ります。
5.たしかなこと(小田和正)
高音がこうも心地よく耳に届くとなると、
「では、小田さんの声は一体どうなってしまうんだ」
という疑問に行き着くのは全人類共通なのではないでしょうか。
私もその1人です。ただでさえあんなに濁りのない透明な美声は、ダブルツィーターシステムで聴くと一体どうなってしまうのか。
「雨上がりの空を見ていた」
歌い出しですね。鳥肌が止まりません。すごい。すごすぎる。
このすごさを言葉で伝えられない自分がもどかしい。しかしながら、すごい。
「時を越えて君を愛せるか」
もうこの時点ですでにノックアウトですね。涙が出ます。
フロントガラスではなく、まぶたにワイパーが欲しいです。
「素敵な音楽を、素敵な音で楽しむ」
当たり前のことかもしれませんが、とても素敵なことだと再確認しました。
電車や飛行機でも、イヤホンなどをつけて音楽を聴くこともあるかと思います。
車とそれらとの違いは、音楽を聴くその空間がプライベートなものであるか否か、というのがひとつあります。
自分だけのプライベート空間で、リラックスした状態で、素敵な音楽を、素敵な音で楽しむ。
幸せなことですね。
「お金もかかるんだし、大なり小なりよくなるでしょう・・・試しにつけてみようか・・・。良さがわからんことには、オススメできんもんな・・・」
そんな気持ちで選択してみましたが、、、、、
大満足ですね。
とてもいい。もっとはやくからこの良さに気づくべきでした。
まーしかし、、、
高いっす。
ほぼほぼ10万円じゃないですか。
なんの基準をもって高いのか、安いのか、それは人それぞれかもしれませんが。
10万円と聞くと、今まで音響にこだわったことのない私山形からすると、漠然と「ひぇー」です。
こういう分野に詳しい方からすると、「これで10万円はお値打ちだよ!」となるかもしれませんが。
10万円と聞くと、今まで音響にこだわったことのない私山形からすると、考えるよりも先に「おったまげー」です。
ですがせっかくいい商品ということがわかったので、考え方を変えてみました。
仮にこのほぼ10万円のダブルツィーターの付いた車に、5年乗るとします。
5年は60ヶ月なので、1ヶ月あたりの金額で換算すると、1,666円です。
おや・・・なんだかそれっぽい数字になってきました。
1日あたりに換算すると、
55円。
1日55円でこれだけの違いなら、次もつけちゃおうかしら、という気に書きながら私山形はなりました。
車の買い替えの際、例えば燃費が良くなってガソリン代が浮くことってありますよね。
その浮いた分の幾分かをこのダブルツィーターシステムに割くのも、ありなんではないでしょうかと私山形は思いました。
以上、今回は私山形が私なりにダブルツィーターシステムをごり押しさせていただきました。
感覚的な部分も多分にありますので、あくまで参考程度によろしくお願いしますね。
出雲店の山形でした。
これまでのイズモテンブログはこちらから♪
イズモテンブログVOL.51「【山本連載④】MOTO'S キッチン」NEW!!(2019年12月9日UP)
母と息子のスパルタ料理教室。今回も無事に作ることができるのか。
イズモテンブログVOL.50「Best of イズモテンブログ」(2019年12月5日UP)
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