イズモテンブログVOL.24「【山形連載(番外編)】日本列島ダーツの旅・後編」
2019.06.05
出雲店の山形です。
「言葉の響き」はとても大きいものだと思っています。
「ダーツの旅」
その言葉の響きだけでワクワクしてきませんか。
ダーツの旅・前編をお読みの方は薄々気づいておられるかもしれませんが、面白さ・楽しさがある反面、過酷さもあります。
その過酷さを予感しながらも、言葉の響きに引っ張られるがままに遂行した今回の旅。
このあと後編を書いていきますが、私の中ではこの、「言葉の響き」は旅行を行うにあたってはとても重要なものなのです。
私はその影響を大きく受けるタイプです。大きく受けるどころか、その響きに振り回されているといっても過言ではないでしょう。
無類の海外旅行好きである私山形ですが、昨年のところでいいますと、夏にボスニア・ヘルツェゴビナとクロアチアに行きました。
クロアチアにあるドゥブロブニクという場所に行ってみたいという気持ちがあり、訪れました。
(魔女の宅急便に出てくる街のモデルになった都市です。私は観たことがありません。)
お隣の国である、ボスニア・ヘルツェゴビナですが、
「なんでそこに行ったの?」
とよく聞かれます。なぜ行ったのでしょうか。
特にお目当てがあったわけでもありませんが、「ボスニア・ヘルツェゴビナ」という響きに魅了され、とりあえず行ってみました。
いい響きですよね、ボスニア・ヘルツェゴビナ。唱えるだけで気分が高揚してきませんか。ボスニア・ヘルツェゴビナ。きっと私は厨二病という病気でしょう。治療は今のところ考えておりません。
ちなみに計画では、来年はアイスランドに行こうと考えています。
「アイスランド」
これまたいい響きですよね、アイスランド。
アイスランドと口にするだけでワクワクして来ます。寒いということ、遠いということはなんとなく知っていますが、それ以外は何もわかりません。アイスランドの中でも、「ランド」の響きがこれまたいいです。
「ランド」の響きに引っ張られ、昨年はニュージーランドとディズニーランドにも行ってみました。楽しかったです。
「アイスランドに行ってみたいんだ」
と口にすると、周囲からは
「アイスランドで何するの?」
「アイスランドって何があるの?」
とよく聞かれます。
さて、アイスランドには何があるのでしょう。さっぱりわかりません。
ですが、ひとつその旅行を行うにあたって、ひとつだけ、譲れないこだわりがあります。
それは、
「アムステルダム経由で行きたい」
ということです。
アムステルダム、最高の響きです。この上ない響きです。
ノストラダムス
ティラノサウルス
コメコメクラブ
トノサマガエル
フライドチキン
イチブトゼンブ
長澤まさみ
7文字の言葉には底知れぬ魅力があるのではないかと前々から仮説は立てていました。
さて、アムステルダム。
ベストオブベストです。議論の余地もないでしょう。強い。強すぎる。聞くだけで圧倒される。恐れすら感じます。アムステルダム。一体どんな都市なんでしょう。さっぱり分かりません。唯一得ている情報は7文字であること。
アムステルダム。ドラゴンクエストでいうところの「マダンテ」と近しい威力を持っています。(※マダンテとは、全ての魔力を解き放ち巨大な爆発を起こしたものを相手にぶつける、最強の呪文のことです。)
アムステルダムはオランダの首都です。アムステルダムにあるスキポール空港はヨーロッパを代表するハブ空港のひとつでもあるため、トランジットで立ち寄られた方も多いのではないでしょうか。
私は過去に2度、ヨーロッパを訪れましたが、残念ながらどちらもドバイ経由でした。アムステルダム経由への強い憧れがありましたが、どちらもいい時間の便がなく、泣く泣く断念しました。次こそは、アムステルダム経由を。日に日に想いは強くなるばかりです。
もういっそのこと、「成田発、アムステルダム経由、成田行き」でもいい。兎にも角にもアムステルダムを経由したい自分が心の隅にいます。アイスランドに行くことよりも、アムステルダムを経由することの方が優先度としては高いかもしれません。
・・・余談が長くなりました。
本題に入ります。
ダーツの旅の後編をこれから徒然なるままに書き綴っていきますが、前編を見てない方は、前編を見てからこの後編をご覧ください。そして後編ですが、長いです。前編よりも長いです。ご容赦ください。
ダーツの旅前編のリンクを貼っておきますので、まずはこちらへ。
イズモテンブログVOL.21「【山形連載(番外編)】日本列島ダーツの旅・前編」
では前回の続きからということで、旅行2日目、令和元年5月1日(水)の夜からスタートします。
5月1日(水)23:00
福島県安達太良SA
これまでの2日間、
プリウスを18時間運転し続けたYくんと、じゃんけんの負けに心が折れかけているAくん、ミスター岡山Oくんと、私の4人で過ごしてきました。
前編を公開したところ、多くの反響があり、
「愛知のAくんがかわいそう!!!後半ではどうかじゃんけん、負けませんように!!!(>_<)」
「岡山のOくんがかっこいい!!!もっとOくんの写真を出して!!!(>_<)」
「プリウスのYくん、運転大丈夫!?体力が心配!!!(>_<)」
「山形さんのピザ好きのくだりはいらないと思います」
などなど、様々な意見を頂戴しました。有難うございます。
そういった声を踏まえながら、後編を書いていきたいと思います。
さて、翌日は朝9時に、京都駅にて残りの2人のメンバーと合流する予定にしておりました。
「余裕をもって仙台を出発しよう。はやく着いたら、マンガ喫茶でもどこでもいいから仮眠を少しとりたいね。あんまり眠かったら途中サービスエリアで仮眠をとろう。」
仙台を後にした時にはそんな陽気なことを抜かしていましたが、グーグルマップで調べると、京都駅の予想到着時刻は朝9時。仮眠を取る暇も許されません。
すでにメンバーの大半が疲労困憊。さらに牛タン、冷やし中華、ずんだ餅などを間髪入れずにお腹に入れたため、お腹がいっぱいで眠気を誘発します。
募る不安。
高まる緊張。
「私たちは、無事に京都にたどり着くことができるのか?」
5月2日(木)0:30
福島から新潟へ向かう道中
突如始まったイントロクイズ。
曲の冒頭部分の3秒が流れ、
「あー!!!!!この曲知ってる!!!」
「わかる!!!わかるんだけどなんの曲だっけ!!!」
と盛り上がり、答えとしてサビが流れると、皆で熱唱。
車内に活気と熱気が溢れ、フロントガラスが曇ります。
次の曲の冒頭部分が流れるまでの数秒間、普段であれば緊張感のある数秒でしょうが、我々は疲労困憊です。無音のたった数秒の間に、睡魔が襲いかかって来ます。
まったく聴いた記憶のないはずのイントロでも、
「あー!!!!!なんだっけーーーー!!!」
と声を出し、気合を入れ、お互いを高め合いながら、新潟を目指します。
青春時代を共に過ごした2000年代のイントロクイズを一通り終えると、私たちとしては心地の良い懐かしさを感じる1990年代のイントロクイズを・・・。
そして1990年代のイントロクイズを終えると、1980年代のイントロクイズへ・・・。
この辺りになると、さっぱり分かりません。サビを聴くと「これはさすがに知ってる!」となっても、イントロ部分ではさっぱり分からず、分からないことで徐々に気持ちが沈み、反動として睡魔につけ込む隙を与えてしまいます。
ここで活躍を見せたのがドライバーのYくん。この旅での運転時間はこの時点で20時間を越えている彼ですが、1980年代ミュージックへの、異常な強さを魅せつけます。
「ダンシング・オールナイト」「ルビーの指輪」「待つわ」「CHA-CHA-CHA」「ランナウェイ」などなど・・・。
サビを聴けば、確かに知っている。曲名を見ても、聴けばわかる気がする。そんな音楽ですが、1993年生まれの我々にとって、当時の曲のイントロを3秒聴いただけで答えるのは恐らく一般的には困難なのです。
そんな中、Yくんは時には3秒を待たずに答え、時には冒頭の3秒からAメロBメロを手繰り寄せてからサビを導き出し答えます。ドラマガリレオの音楽が聴こえてきそうです。その圧巻のパフォーマンスに我々も興奮状態。
「ラ〜ンナウェ〜イ」
「ランナウェイ♪」
「とて〜も好きさ〜」
「らんうぇいー♪えーい!!!♪」
そう繰り返しながら無事福島県を抜け、新潟県に突入。
無類の浜崎あゆみ好きである私山形ですが、いざ流れると曲名がパッと出てこず、悔しい思いをしました。楽しい思い出が多くを占める反面、課題の残る旅でもありました。
5月2日(木)1:30
新潟県 米山SA
夜食の時間です。
歌い疲れ、喉が枯れ、汗をかき、疲労に疲労を重ね、そしてお腹が減った私たちは、サービスエリアで軽食を取ることにしました。
イケメンOくんは、「俺は飯よりコーヒーを飲みたい」と缶コーヒーで一服。
ドライバーYくんは、「食べるよりも何よりも、寝たい」とのこと。
残された愛知のAくんと私はお腹ぺこぺこでしたので、あさりとあおさの塩ラーメンをいただきました。
じゃんけんの勝率は1/2。
その確率は、私から見れば相当高いものでしたが、Aくんからしてみると低かったのでしょう。
Aくん
「え、二人だけど、、、、じゃんけん・・・する?」
そう怯えた様子でこちらを伺う彼を見て、「ここは、なしにしようか」と答えてしまった私。
変な優しさが芽生えてしまいました。今振り返ると、この旅で一番悔やむべき瞬間だったかもしれません。流れからいうと恐らく私がじゃんけんに勝利していたことでしょう。こてんぱんにして、ネタにすべきでした。
サービスエリアのラーメンではレベルの高いものだったと思います。スープまで美味しくいただき、完食しました。
5月2日(木)3:00
石川県の道中
長い長い新潟県を越え、富山県を抜け、石川県へ。
ドライバーYくんは「まだいける」と意気込みをみせますが、朝から京都で活動をすることを考えると仮眠を取らせた方がいいと判断しました。
この旅初めてYくんがプリウスの運転席を他人に明け渡します。Yくんに皆が労いの言葉をかけます。
「よく頑張った。あとは俺たちに任せろ。」
5月2日(木)5:00
福井県 南条SA
いよいよ京都が目と鼻の先です。
ナビもゆとりを持って到着予想時刻を私たちに伝えていたのか、この調子だと少し早く京都に到着しそうです。
余裕もできたということで、朝食を。
Aくんは車で仮眠、
Oくんは缶コーヒーで一服、
Yくんは仮眠から目覚めたものの、「まだ朝ごはんはいいかな」とのこと。
残された私はじゃんけんをする相手もいなかったので、一人で越前そばを嗜みました。
2日ぶりの越前そば、大根おろしがピリリと辛く、アクセントになります。
腹ごしらえを終え、南条を後にし、いざ京都へ。
復活を遂げたYくんが再びハンドルを握ります。
5月2日(木)7:30
京都駅 到着
無事、京都に着きました。
周囲はすっかり明るくなり、徐々に車や人の数が増えていく様子を見て、1日が始まることを実感します。
集合時刻まで残り1時間半。仮眠を取ることも検討しましたが、
「温泉に浸かり汗を流し、疲れた体を癒そうではないか」
という結論になりました。
京都タワーの地下に温泉があったため、近くのパーキングに車を停め、温泉へ。
入浴料890円×4人。
バスタオル1枚100円×4人。
人数が増えることから、4人で行うじゃんけんはこれが最後。
「ほんと2日間、お疲れ様。」
感謝のこもったじゃんけん。ハイタッチではなく、拳で感謝を体現。
ストレート負けでミスター岡山Oくんの支払いとなり、幕を閉じました。
4000円。
まぁまぁ大きな金額です。
券売機に向かう背中が悲しく見えます。タダ風呂、とても爽快でした。有難うございました。
5月2日(木)8:20
京都駅近くのパーキング
全員集合まで残り40分。特にすることはない。ただ2人を待つだけの40分。メンバー2人が到着を待たずして、睡魔の方がお先にやってこられました。
旅がスタートして2日と4時間。
ドライバーYくんの運転時間は30時間に迫り、実に旅の半分以上の時間を運転している計算になります。
京都に着き、温泉にもはいったことで、どっと眠気が押し寄せて来たのでしょう。燃え尽きてしまいました。
5月3日(木)9:10
京都駅
長崎からお越しのMくんが到着し、合流です。
前日に新幹線で関西方面まで移動し、甲子園球場でプロ野球観戦。
大阪にお住いの友達のお家に泊めてもらい、有り余るほどの体力を引っさげての参戦です。
「みんな久しぶりー!え、なんか元気なくない!?ってかテンション低くない!?」
満面の笑みでこちらに問いかけて来ます。なんとなくですが、イラっとした記憶があります。
Mくんとは大学時代の思い出が数多くあります。
前編では出番がなかったので、せっかくなので少しだけ紹介を。
「大学生になったらヒッチハイクをしたい」
勉強と部活動しかなかった高校時代、大学生というものに強い憧れがありました。受験勉強の息抜きがてら、「夢ノート」というものに将来やりたいことを書きなぐっていました。
その一番最初に書いたヒッチハイク。
大学一年生のGWですので、今から7年も前の出来事です。一人で行こうとする私に、周りの友人は「いや、一人でヒッチハイクは危なくないか?最初は流石に2人とかの方がいいんじゃ・・・」と止めに入ります。
心配をしてくれる友人に「では一緒に行くか?」というと、「NO」が返って来ます。誰かが言いました。
「Mなら行くんじゃないか?」
確かに。Mくんなら行きそうだ。すかさずLINEを送りました。出発の前々日のことです。
私「Mー!ヒッチハイクしない?」
M「いいよー!いつからー?」
私「明後日!」
M「急だなー!(笑)おっけー!」
たった二往復のやり取りでヒッチハイクを敢行しました。結果、10台の車に乗せていただき、京都往復の旅となりました。
Mくんは誰からも慕われる人間です。阿部サ○ヲに少し似ています。現在は地元長崎で教員をしています。
5月2日(木)9:30
京都駅近くのパーキング
9時集合のはずが、残る一人、京都出身のSくんが来ません。
今回のGW、部活動なので多忙、フリーな時間が5月3日の1日しかない・・・。そんなSくんの為に京都集合を急遽予定に組み込みましたが、遅刻です。
後ほど本人を問い詰めると、なかなか吐きませんでしたが、やはり寝坊だったようです。少しだけ、説教を行いました。
Sくんも前編では登場しなかった為、少しだけ紹介を。
Sくんは我々の中では唯一の既婚者です。3月の結婚式では余興を依頼された為、QU○○Nの仮装でWe ○re The ○hanpionを歌い上げました。
Oくんがフレディ・○ーキュリーを完全再現。
そして私山形のブライ○ン・メイ、Yくんのロジャー・○イラー、Mくんのジム・ハッ○ンが花を添えました。親族の方からのウケが大変よく、大好評の余興となりました。
5月2日(木)10:00
全員集合
全員集合です。
どこに行こうか?
何をしようか?
普段みなさんは、こういう時にどのような方法で行き先を決めますか?
多くの方が「話し合い」という方法を選択されるのではないでしょうか。
我々はというと、「じゃんけん」です。
大学時代、「どこ行く?」「何する?」「何食べる?」「解散する?」などなど、様々な場面で話し合いを行って来た経験があります。
ですが、各々の意志が強すぎてお互いの主張を譲らないんです。相手の意見に歩み寄ろうとしない。
他人の意見に耳を傾け、「それいいねー!」と声をかける優しい人間など、愛知のAくんくらいです。
その事実に気づいてからというもの、
「じゃんけんに委ねようじゃないか」
という暗黙のルールが作られました。
さて、「どこ行く何するじゃんけん」一回目。
Aくん(愛知)
「京都競馬場に行きたい」
私
「北にまっすぐ歩いて3軒目のカフェでモーニング食べたい」
Oくん(岡山)
「とりあえず目についたカフェでモーニング食べたい」
Mくん(長崎)
「すき家で朝ごはん食べたい」
Sくん(京都)
「USJに行きたい」
Yくん(島根)
「眠いからもう家に帰りたい」↓
(全員からの強い反対)
↓
「道頓堀に行きたい」
京都を満喫しようと言っていたにも関わらず、守ろうとする気配がありません。
「京都まで来てすき家って!」と思われる方もおられるかと思いますが、我々の中では日常茶飯事です。
さて、話し合いをしても拉致があかないことは分かっているので、
Let’s じゃんけん
じゃんけん、
ぽん。
私の勝利です。
「北にまっすぐ歩いて3軒目のカフェでモーニング」
に決まりました。
5月2日(木)11:00
カフェを目指して北上
歩く通りが悪かったのでしょうか。
京都はどこを歩いてもカフェだらけ、という偏見を持っていた私でしたが、一向にカフェが見つかりません。
歩き始めて数十分が経過しています。
決めたことを臨機応変に捻じ曲げることができるのも、我々の良さです。
カフェが見当たらなかったので、目に入ったパン屋さんで朝ごはんを食べることにしました。
Yくんのお支払い。ご馳走様でした。眠気からでしょうか。じゃんけんでの集中力を欠いていたように見えました。
そして、「どこ行く何するじゃんけん」2回目。
Aくん(愛知)
「金閣寺に行きたい」
私
「清水寺に行きたい」
Mくん(長崎)
「すき家で昼ごはん食べたい」
Yくん(島根)
「本当に家に帰りたい」
↓
(全員からの猛烈な反対)
↓
「二条城行ってみたい」
Oくん(岡山)
「抹茶フォンデュ食べたい」
Sくん(京都)
「タリーズで休憩したい」
京都観光をする気がないのでしょうか。
じゃんけんの結果、ここはYくんに軍配が上がり、二条城に行き先が決定。
やっと京都観光らしくなって来ました。
5月2日(木)11:30
元離宮二条城
世界遺産、二条城へ到着。
しかし、入場するまでにはびっくりするほどの長蛇の列。
「え、これ、待つ・・・?」
「京都を観光した足跡ひとつぐらいは残しとかんと・・・」
「すき家行きたい」
「1時間以上は待つんじゃないか・・・?」
様々な意見が飛び交いましたが、場内整理のおじさんに声をかけると、「15分ほどで入れると思うよ」ということだったので、せっかくだからと、いざ二条城。
入城料は当然ながらじゃんけんです。
6人になり、負ける確率が下がった反面、金額は太くなります。
気になる二条城の入城料。
一般:1000円(1人)
6人なので、6000円です。
これは、払いたくない・・・・。
じゃんけん、
ぽん。
「普段こんな感じなのかー!!!スリルあるなー!!!」
「みんなで旅行行くの初めてだから、めっちゃ楽しみだったんだよー!!!」
愛知からお越しのAくん、惨敗。お疲れ様です。
負けた瞬間、
「ヴァッ!!!」
という声が出ていました。
前日までのところで負けが続いたAくん。「お祓い行った方がいいかな〜」と冗談をいう元気が昨日の時点ではあったのですが。すっかり意気消沈。
さて、二条城観光。
「おおー!!!ここが虎の間!!!」
「清流園!!!壮大だなー!!!」
「最高ーー!!タダで観れるとか、余計最高ーーー!!!」
無類の日本史好きでも知られるYくん、眠気も吹き飛び大興奮です。
無邪気にはしゃぐYくんを、我々は微笑ましく見つめます。
「いやー、あんなに眠そうだったYがこんなに楽しんでくれてよかったじゃんか!」
Aくんを気遣い、Sくんが声をかけます。
「二条城全然楽しめねぇわ」
悲壮感漂うAくん。煽るYくん。それをニヤニヤしながら見守る残る一同。とても楽しい二条城観光でした。
5月2日(木)12:40
二条城入り口
二条城、一周するのにかなりの距離と時間を要しました。
時刻はすっかりお昼時です。
「そろそろお昼でも食べましょうか・・・」
「さて、じゃんけんしますか」
私
「オムライス」
Sくん(京都)
「お好み焼き」
Aくん(愛知)
「カレーうどん」
Mくん(長崎)
「ビュッフェレストラン」
Yくん(島根)
「松屋」
Oくん(岡山)
「ビュッフェレストラン」
じゃんけん、
ぽん。
勝者、愛知からお越しのAくん。
「さっき勝てよ、俺」
自分への怒りに打ちひしがれていました。
5月2日(木)13:30
お食事処やまびこ
Aくんが以前京都に訪れた際、「感動した」と豪語するカレーうどん屋さんへ。
名物、辛口スジカレーうどん。
私は大盛りを注文しましたが、圧巻のボリューム。
↑(大盛りがすごい・・・。)
ごろごろとしたスジ肉がほろほろととても柔らかく、カレーはしっかりめなスパイシーさ。麺はつるっとした喉ごしで、つゆとよく絡みます。
大満足でした。お腹がはちきれるほどのボリュームでした。
5月2日(木)14:20
二条城 駐車場
昼食を終え、車のある二条城の駐車場まで戻ります。
時間はまだゆとりがありましたので、どこ行く何するじゃんけんです。
Sくん(京都)
「お餅系のデザートが食べたい」
Mくん(長崎)
「枡のティラミス食べたい」
Aくん(愛知)
「鴨川で昼寝」
Oくん(岡山)
「飲み物買って、嵐山でゆっくり」
Yくん(島根)
「松屋で全員牛丼」
私
「追い二条城」
お昼ご飯のあとということもあり、「甘いものを食べながらゆっくり・・・」という雰囲気は漂っていました。
その流れを無視してのYくんの「松屋で全員牛丼」案。
「おいおい、ふざけるって!」
Mくんはそう言いながらも「らしくなってきたじゃん・・・」という顔をしています。
「もうお腹にはいらんよ!?」
Sくんはそう言いつつも顔はほころび、すっかり緩みきっています。
そして私の「追い二条城」案。
追い鰹、追いチーズ、追い炊き・・・。「追い〇〇」は世間に溢れかえっていますが、「追い二条城」を唱えたのは私が初めてではないでしょうか。しかも7文字。響きも良い。
じゃんけんをする前から、すでにAくんは青ざめています。
彼の頭には、もう一度6000円を支払っている様子が絵として浮かんでいるようです。
じゃんけん、
ぽん。
勝者、Oくん。
「飲み物買って、嵐山でゆっくり」案に決まってしまいました。
なんともパッとしない微妙な案です。
「それなら牛丼の方が良かったわ」
という雰囲気すら流れます。(Aくんは1人、安堵の表情を浮かべていました。)
5月2日(木)15:00
嵐山
激混みの嵐山。駐車場を見つけるのが困難だったようですが、私は仮眠を取っていたのでその苦労が分かりません。
まずはお飲み物を。
「自動販売機のジュースでいいんじゃないか?」
と私は提案しましたが、ここは長崎からお越しのMくんが
「せっかくだからおしゃれなもの飲もうよ!」
ということで嵐山公園近くのYADO Cafeさんへ。ドリンクのテイクアウトもできる、お洒落なカフェです。
当然ながらお支払いはじゃんけんですが、でしゃばった人が負けるというのはやはり定説ですね。
もれなくMくんが負け、総額4000円のお支払い。ご馳走になりました。
インスタ映えを狙いましたが失敗の図。
とても暑い日でしたので、キンキンに冷えたドリンクが体に染み渡ります。
二条城じゃんけんですっかりメンタルをやられてしまった愛知からお越しのAくん。注文を間違えてしまい、ホットのハーブティーを注文してしまいました。流石の一言に尽きます。
5月2日(木)15:20
嵐山公園
「どこを観光しようか?」
そんな話になりかけましたが、あくまで「飲み物買って、嵐山でゆっくり」しないといけません。
ゆっくりすべく、ひとまず川沿いに腰を下ろし、ゆっくりすることとしました。
ここでは、大学時代に多くの時間を費やし捧げた人狼ゲームを行うこととしました。
嵐山に背を向け、すっかり白熱。気づけば1時間以上が経過し、「そろそろ戻ろうか」「そうだね。暗くなって来たし」ということで嵐山をあとにしました。嵐山に行く必要性はあったのでしょうか。
5月2日(木)17:00
京都駅
「そろそろ飲みますか」
この意見に対しては「そうですね」と意見がまとまりました。
「どこがいい?」
という問いかけに、「近いところ」と投げやりな答えが返って来ます。すっかり疲れ切っています。
ひとまず目に入った某チェーン店に入店し、昔話に花を咲かせました。
飲み屋での写ルンです、とても味が出ていいですね。
途中で、Yくんが「次の日仕事があるから先に帰るわ」と退席。
この旅30時間超えの運転を行ったYくん、今旅のMVPです。
(特別賞は随所に笑いのセンスがキラリと光ったAくん。)
すっかり盛り上がり、誰かが言葉を発します。
「次は世界地図を広げてダーツを投げたいね〜」
その言葉は冗談なのか、本気なのか・・・。
すっかり私はその気になっています。
5月2日(木)23:00
京都駅
解散の時間です。
各々、新幹線で、車で、帰路へと。
「次は誰かの結婚式で!」
そう声をかけ、熱く抱擁を交わし、別れを告げます。
短いようで長いような、密度の濃い数日間でした。
旅のまとめとして、私の大好きな伊坂幸太郎作品「チルドレン」の一文を。
「そもそも、大人が恰好良ければ、子供はぐれねぇんだよ」
家庭裁判所の調査官である、陣内という人物が作中で放つ一言です。
少し前まで学生服を着ていたつもりの私たち、気づけばすっかり20代も後半に突入しました。親から見れば、「まだまだ子供」と思われるかもしれませんが、世間一般から見れば、大人の部類です。
「どんな大人になりたいか?」と問われれば、「かっこいい大人になりたい」と答えます。
「かっこいい」の定義は人それぞれですが、自分たちの思う「かっこいい」を体現したい。
そのためにも、やりたいことはやり遂げたい。「無理だ。できっこない」なんて言葉は使いたくない。
子供から見て、「かっこいい」「真似したい」「あんなふうに生きたい」そう思われたい。
そんな考え方を共有できる、素敵な仲間との数日間でした。忙しい合間を縫って都合をつけてくれたみんなへ、感謝の気持ちでいっぱいです。
これでダーツの旅の記事はおしまいです。長々しいプライベート旅行の記事を読んでいただき、ありがとうございました!
日本列島ダーツの旅
~平成ー令和編~
総旅行時間:67時間
宮城県滞在時間:21時間
(うち睡眠時間:9時間)
総移動時間:35時間
総睡眠時間:12時間
交通費
ガソリン代:17,850円
ETC料金:26,290円
合計:44,140円
1人当たり:11,000円
SPECIAL THANKS...‼
S.Y Y.O Y.A T.M Y.S
出雲店 山形
これまでの連載記事はこちらから♪
イズモテンブログVOL.3「【山形連載①】海外旅行記」
イズモテンブログVOL.12「【山形連載②】海外旅行記」
イズモテンブログVOL.21「【山形連載(番外編)】日本列島ダーツの旅・前編」
イズモテンブログVOL.23「【小村連載③】気まぐれ釣行日記」
2019.05.30
こんにちは😃
今回の記事は小村がお送りします😃
山形スタッフに
「そろそろ釣りに行かないと怒りますよ?」
と言われ・・・・・
あぁ・・・締め切りに追われる週刊連載の漫画家はこんな気分なのか・・・
と漫画家の気持ちを知った気になっている小村です・・・。
「行きたくない訳ではなく天候がいつも悪く行けないんだもん!」
と自分の雨男っぷりにはもう脱帽です😥
しかし!そんな事言ってると本当に怒られてしまうので、火曜日にシーズン中の「烏賊」釣りに行ってきました!
まずはこの「烏賊」は皆さん読めましたか?😃
その通り!
イカ🦑です😃
いつも水面を浮いていて死んでいるように見せかけて食べに来たカラスを捕まえて食べちゃう・・・
と言い伝えられていてこの漢字になったみたいです🤔
さて前置きはこの辺にして、釣りに行きます!
ところが!
前日の月曜日は夜に土砂降り😨☔️
天気予報は晴れなのに、、、
僕の脳裏には山形スタッフに叱られている姿が鮮明になっていきます😂
涙目になりながら明日の準備をして晴れている事を願いながら、寝ました😥
そして朝4時に起きて外を見ると👀
晴れてる🤩
朝からテンションマックスで向かいます😁
釣りをする場所は船で渡る波止場です😃
船に乗り込みいざ出港!
今回の釣りは出雲店のサービス森脇さんと新人の森山君との3人で行きました!
森山君は初心者ではないですが、色々と森脇さんに聞きながら頑張ってました😃
何回もアタリはあるけど取れない!
自分の腕の無さを痛感しながら黙々とイカを狙います🦑
一杯目はサイズは小さめですが、食べごろサイズが釣れました😁
でも春のイカは3キロ以上も普通にいます🤔
諦めずに次のイカを狙うと、、、
さっきのイカより明らかに大きいイカがかかりました!
これは取りたい!
竿を持つ手に力が入ります😃
バラす事なくキャッチ出来ました🤩
重さを図ると1.7キロありました😃
ちなみに一昨年森脇さんは3.8キロを同じ場所で釣りました😃
化け物ですね🤔
その日は二杯で終わりました😃
しかし!僕の中での釣りは食べるまでが釣りです😁
家に帰っていざ料理開始!
改めて見てもデカい!
何を作ろう🤔
・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・・
こうなりました😁
美味しく食べて明日からの仕事も頑張れそうです😊
ちなみに今回ハイエースのリラクベースを借りて釣りに行きました🚐
荷物も余裕があるくらい入るし、ベッドで寝ることも出来るので車中泊してそのまま釣りが出来るなんて夢のようです😊
気になる!方は是非お問い合わせください😊
出雲店 小村
小村スタッフの連載記事はこちら♪
イズモテンブログVOL.15「【小村連載②】気まぐれ釣行日記」
イズモテンブログVOL.7「【小村連載①】気まぐれ釣行日記」
イズモテンブログVOL.22「【來海連載③】親子遊びスポット紹介」
2019.05.25
皆さんお待ちかね(?)の、
來海の番が回ってきましたよー!
シャトルランの筋肉痛が長引き、歳を取ったな・・・と感じでいます(笑)
もしよかったら、シャトルランの記事も見てやってください♪
イズモテンブログVOL.20「ガチンコシャトルランバトル」
今年のG.W.はいつもより長く、ご家族でどこか遊びに行かれた方も多いと思います!
來海家も遊びに行ってきましたがその模様は次の機会に…
今回はちょっと県外に遊びに行ったので特別編ということで♩
今まで乗ってた車を買い替えることになり,
「今の車との最後の思い出作りに、みんなで旅行に行こうか~」
という話になりました。
目的地を奥さんと相談していると…
娘がぽつり。
「アンパンマンに会いたい…」
「アンパンマン好きなの…」
今回も鶴の一声ならぬ娘の一言で目的地決定!
神戸にある神戸アンパンマンこどもミュージアムに遊びに行ってきましたよー!
近くに車を止めて向かっていると…
道中にアンパンマン達の銅像が…!
娘は大はしゃぎでニコニコ!
一体一体と記念にハイチーズ✌︎
アンパンマンミュージアムに入ってからも、
大好きなドキンちゃんや
カレーパンマンと写真を撮ったり、
(この写真、なんかシュールで愛くるしくてお気に入りです・・・)
ドキンUFOで遊んだり、とっても楽しそうな娘ちゃん・・・。
中に入っても終始ずっと大はしゃぎの娘でした♩
はしゃいでいる娘を見て、最高に幸せな気分のパパ來海でした。
「親バカをあんまり出すのもどうかな・・・」
と以前は少し躊躇していましたが、、、、
益田店のブログを見てみると、スタッフの方々の親バカっぷりが凄まじいので、僕も負けじとさらしていきます!(笑)
今回の神戸旅行は1泊2日で行ったので次の日もありますよー!
長くなりそうなので次の投稿に分けさせてもらいます^ ^
最後にちょろっと、6月の創業祭の宣伝させてください♪(笑)
6月1日(土)・2日(日)はお子様向け!!!
8日(土)・9日(日)は大人向けの内容となっていますので!!!
ぜひ遊びに来てくださいね!
全店共通でガラポン抽選会もやってます(^^)♪
來海がお送りしました(^^)
出雲店 來海
來海連載の記事はこちらから♪
イズモテンブログVOL.13「【來海連載②】親子遊びスポット紹介」
イズモテンブログVOL.5「【来海連載①】親子遊びスポット紹介」
イズモテンブログVOL.21「【山形連載(番外編)】日本列島ダーツの旅・前編」
2019.05.19
出雲店の山形です!!!(^^)
さてさて、前回のブログ記事でも少しお伝えしましたが、
(イズモテンブログVOL.20「ガチンコシャトルランバトル」)
GWの出来事がちょっとネタの足しになりそうでしたので、今回はGWの出来事を書こうかなと思います!
改元に伴い、「10連休」というものが誕生した今年のGW。
島根トヨペットも9連休となり、スタッフも
「今年のGWは何しようか~」
とワクワクのご様子。
海外旅行が大好きな私山形は
「タイにゆっくり一人旅でも行っちゃおうかしら・・・」
と考えていましたが、
航空券の値段を調べてびっくり。
前回タイに行った時の2~3倍の値段もしているではありませんか・・・。なんてこっタイ。
「ヨーロッパ行くときの価格じゃないか・・・。さすが10連休・・・・。」
ということで海外渡航をあっさり断念しました。
ところで話は変わり、私は大学時代、教育学部に所属していましたので、大学時代のお友達の多くが教員をしています。
そのお友達は土日が休み、一方の私は土日が仕事で平日休みなので、普段はなかなか一緒に旅行に行ったりすることができません。
また、県外から島根にやってきたお友達は、就職で地元に帰って行ったので、当時のように簡単に集まることが年々難しくなっていました。
「この大型連休を機に、久しぶりにみんなで旅行に行こう!」
ということで、久々に集まりました。
そのメンバーで旅行に行ったのは、卒業旅行でグアムに行ったのが最後なので、3年ぶりの集合になります。
(出身がそれぞれ島根、岡山、京都、愛知、長崎なので、集まるのもなかなか一苦労です)
これまでそのメンバーではUSJに行っておそろいのコスプレをしてみたり・・・。
(6年前)
ダーツの旅で大分県に行ってみたり・・・・。
(5年前)
(100円ショップで買ったマグネット式のダーツではうまくいかなかったので、「カップラーメンの消費量」「7位」の県にでも適当に行こう。という話から、当時7位だった大分県に行きました)
またこのメンバー、実はトヨタ推しなのですが、その理由がこちら。
メンバーのうち数人で、トヨタ自動車をモデルにしたTBSのスペシャルドラマ、『LEADERS リーダーズ』 に、エキストラとして参加した経験があるんです。
トヨタ自動車の経営が苦しくなり、経営陣が人員整理(リストラ)を行うかどうか・・・といったところで、
「リストラ反対ーーーー!!!」
とストライキを起こすという場面での出演でした。
一番左の学生服を着ているMくんは、吉田栄作さんと同じ画面に映るという快挙を成し遂げ、
私は「経営側は人員整理を完全撤回しろ!」というセリフまでいただきました。
吉田栄作さん、椎名桔平さん、橋爪功さんが目と鼻の先に・・・。
とてもいい経験でした。
さて、久々の集合に、ワクワクが止まりません。
4月30日(火) 4:30
岡山県岡山市
集合場所は岡山県岡山市。
集合日時は4月30日(火)午前4:30。
6人中2人は部活動の大会の関係で途中からの参加となったため、残る4人が中間地点の岡山県に集まりました。(島根、島根、愛知、岡山)
今回は久しぶりのダーツの旅。
(ちゃんとダーツを投げて刺さったところに行くダーツの旅は初めての試みです。)
刺さったところに必ず行きます。
沖縄でも北海道でも刺されば行きます。
それがダーツの旅ですから。
やり直しは一切認めません。
「誰が投げるか?」
についてはじゃんけんを。
じゃんけんの結果、
わたくし山形が投げることになりました。
狙うは東北。
移動時間がどれだけかかるのか、考えただけでぞくぞくします。
旅の日数を踏まえると、下手したら移動だけで終わってしまうかもしれません。
「でも、それもそれで、おもしろいかも・・・」
そんな空気が流れます。
誰かが言いました。
「山形!!!絶対東北とか狙うなよ!?」
もう、「東北を狙え。」と言っているようにしか聞こえません。
誰かが言いました。
「ほんと東北とかは流石に遠すぎるから!!!もう学生のときみたいな体力残ってないんだし、考えろよ!!!牛タンはちょっと食べてみたいけどさ!!!」
最後の一言が本音だろう・・・。そのくらい、知ってます。
私は仲間に向け、コクリと頷くと、ダーツの的に全神経を集中させました。
きりたんぽを感じる・・・
ずんだ餅の声が聴こえる・・・
牛タンの香りが漂う・・・
ダーツの的が!!!
さくらんぼに見える!!!
気持ちがピークに達したところで!!!
矢を!!!!!
放つ!!!!!!
気になる!!!!
行先は!!!!!
でんっっっっ!!!!!!!
東北!!!!!!
ドンピシャリッッッ!!!!!
圧倒的コントロールッッッッ!!!!!
「宮城?山形?秋田?岩手?え、これはどこ?」
と不穏な空気も流れましたが、じっくりと位置を見たところ、ギリギリ宮城県でした。
「まじかよーーー!!!」
と言いながら、にやにやが止まらないメンバー。
「運転絶対しんどいってーーーー!!!」
といいながら屈伸を始めるメンバー。
4月30日(火)4:35
出発
ダーツが刺さった5分後にはすでに全員車に乗り込み、宮城県に向けて出発していました。
ここでせっかくなので、車の話を少しだけ。
今回は、誰の車で行くのか・・・についてもじゃんけんで決めました。
じゃんけんの結果、Yくんのプリウスで行くことになりました。
(Yくんは1年半前、しっかり貯金をしたうえで私からプリウスを買ってくれました。有難うございます!)
果たして、今回の旅行で何km走ることになるのか???
ガソリン代はいくらかかるのか???
一人当たりで計算すると、交通費の負担はいくらなのか???
そんなところにも注目してみましょう!!!
ちなみに今回、目的地までのルートだったりはこんな感じ。
山陽自動車道→舞鶴若狭自動車道→北陸自動車道→日本海東北自動車道を経由し、東北へ。
距離はおよそ1,000km。
Yくんと私は、3年前にアメリカを車で横断したことがあり、その時に1日最高で1,300km移動したことがあります。
距離で言えばその時よりも少ないのですが、どう考えても今回のほうが過酷な道のりだろう・・・と、気を引き締めます。
4月30日(火)6:30
瀬戸パーキングエリア
朝ごはんの時間です。
各々、サンドイッチやコーヒーなどを買い込みますが、お支払いはじゃんけんです。
この厳しい世の中を生きていくために、必要とされるものはたくさんあります。
知力、財力、忍耐力、行動力、統率力・・・
粘り強さ、謙虚な姿勢、コミュニケーション能力・・・・
そして
勝負勘
勝負勘というものはこの世の中を生きていくうえで必要なもののひとつです。
私たちはじゃんけんを通して、この勝負勘を養っています。
結果、プリウスを運転するYくんが負けたため、残る3人は無料で朝ごはんを食べることができました。ご馳走様でした。
4月30日(火)8:15
宝塚北サービスエリア
トイレ休憩です。
目的地まで残り870km。
先を急ぎたい気持ちはありますが、無理は禁物です。
この宝塚北サービスエリア、新名神高速道路沿いにありますが、西日本最大級のサービスエリアとして昨年フルモデルチェンジをしています。
ただトイレに立ち寄っただけですが、トイレの構造もこれまでに見たことがないデザイン、配置でした。
ローマの宮殿を彷彿とさせるデザインに、"なんかすごい"と強く感じました。ローマに行ったことは一度もありませんが、ローマを強く感じる、伝統を重んじたトイレでした。
そしてこの宝塚北サービスエリアで、ちょっとした買い物をしました。
そう、写ルンです。
懐かしいぃぃいいいいーーー!!!!
私は最後に使ったのが小学6年生の時の修学旅行なので、実に13年ぶりの写ルンですです。
最近は携帯のカメラもかなりの高画質なので、写ルンですを使おうなんて思ったことはありませんでしたが、ここ最近、ブーム再燃のようですね!
ということで、27枚撮りを2つ、買ってみました。
このブログの写真でも、写ルンですで撮影したものを何枚か載せますので、写真の味にも注目してみてくださいね。
4月30日(火)11:00
南条サービスエリア
福井県に到達しました。
お昼ご飯の時間です。
福井県はソースカツ丼に越前そばに、美味しいものがたくさんあります。実は私、出雲そばよりも断然越前そば推しです。
ここもやはり勝負勘を養うべく、お代はじゃんけんで。
ここは愛知からお越しのAくんがお支払い。
無料で頂く越前そば、最高に美味しかったです。ご馳走様でした。
Aくんは高校教員です。昨年までは部活動の顧問をしていた関係で、なかなか旅行に参加が出来ませんでしたが、異動先の学校には部活動がなく、時間ができたため、今回は初めての旅行の参加です。
今回の旅行を参加者の誰よりも楽しみにしていました。
ですので、お昼ご飯のお支払いも
「普段こんな感じなのかーーー!!!スリルあるなー!!!」
と喜んで支払っておられました。ご馳走様でした。
4月30日(火)13:00
富山県の道中
久しぶりの再会に、車内は盛り上がりをみせます。
お互い仕事はどんな感じか、こんなことがあったよ、そんなことがあったのかい。あんなことがあったよ、そんなことがあったのかい。
ミーハーな私たちは、QUEENのBGMを流しながら日本海沿いを気持ちよく走らせます。
と、ここで、ふと誰かが言いました。
「そういえば、今日どこに泊まるの?」
出発してから約8時間、誰も気づかず富山県まで来てしまいました。
「まあ、贅沢は言えないし、安いところでいいよね」
そんな軽い気持ちで宿を探し始めましたが、全く空きがありません。当然でしょう。世はGWです。ましてや今年は10連休。ホテルも、旅館も、全く空きがありません。
「安い宿でいいよね」
軽い気持ちで言ったその一言が恥ずかしい。一泊十数万する宿しか空きがありません。
こりゃ車中泊かもな・・・。
プリウスで4人で車中泊はしんどいな。
そんな考えが頭によぎりましたが・・・。
!!!!!
さっき満室だった宿が!!!
空いている!!!!!
全員に確認を取り、すぐに予約を取りました。
泊まった宿のご紹介は後ほど・・・。
4月30日(火)15:30
越中境パーキングエリア
トイレ休憩です。
ここのパーキングエリア、奥に進むと日本海を一望できるスペースがあり、オススメです。
トイレ休憩に加えて、眠気覚まし&コーヒーブレイクしました。
コーヒーブレイクしながら、「小腹も空いてきたし、屋台の串焼きでも・・・。」という話になり、
じゃんけんの結果、またもAくんのお支払いとなりました。
あかにし貝の串焼き、とても美味しかったです。
ご馳走様でした。
4月30日(火)17:00
喜多方市
小休憩を繰り返したからか、宿への予想到着時刻は夜中の予定です。
どこで夜ご飯を食べようか・・・という話になりましたが、
せっかくなので「喜多方ラーメン」でも食べましょう、という話に。
札幌ラーメン・博多ラーメンと並んで日本三大ラーメンのひとつ、喜多方ラーメン。
福島県喜多方市発祥のご当地ラーメンです。
喜多方市の街中に車を停め、ラーメン屋を探して歩きます。
人口37000人に対して120軒のラーメン屋があるということで、そこら中にラーメン屋さんがあります。
しかし、行くところ行くところ、開いてない・・・。
歩き始めて30分近く・・・。
どこも全く開いていません。
どうやらこの喜多方ラーメン、数多くのお店が「老麺会」という組合に属しており、
この組合に所属する店舗は、
営業時間が
「9:30〜15:00」
だそうです。
閉まる時間、はやすぎませんでしょうか。
あと、朝9時半からラーメンって、需要あるのでしょうか。
そんなことを正直思いましたが、何も調べずのダーツの旅ではこういうこともしばしば起こります。
「働き方改革の流れの一環だろう。伝統を重んじながらも、時代にあわせて変化している。いいじゃないか。老麺会。」
と無理やり自分を納得させました。
よくよく調べてみると、遅い時間まで営業しているお店もちょこちょこあったので、そちらへ。
結局喜多方ラーメンとご対面できたのは、18時半でした。
豚骨スープが基本ということだけ知っていたので、こってりした味を想像していましたが、
意外や意外!!!
とてもあっさり!!!
この「え!意外なんだけど!!!」を車で例えると、
「プリウスって発進するときモタモタする印象が・・・」
↓
「ん?モード切り替え?パワーモード?」
↓
「WOW!パワーモードで走ると、すんごい加速力!!!ちょっと踏んだだけなのに、ギュンッ!!!って出る!!!すごい!!!意外なんだけど!!!」
といったところでしょうか。
さて、喜多方ラーメンですが、麺はかなりの太麺で、柔らかめ。
縮れた麺があっさりスープによく絡み、スイスイスイッと食べ進めることができました。
喜多方ラーメンに満足なご一行は、そのまま近くの温泉へ。
ほぼ移動だけの1日でしたが、温泉に浸かった時の満足感は、まるで海外旅行を終えて日本に帰って来た時と近いものがありました。
外へ出ると、あたりはすでに真っ暗。
一刻もはやく、宿へと向かいます。
4月30日(火)23:00
宮城県富谷市付近
宿まで残すところは30km・・・。
なんとか日が変わるまでには到着できそうかな・・・。
高速道路を降り、だんだんと田舎道になっていきます。
この日、じゃんけんにより幾度なく漢気を魅せたAくんが口を開きます。
「そういえば、歯ブラシ持ってくるの忘れたから、コンビニ寄ってもらっていい?」
ずいぶんな田舎道でしたので、コンビニがあるかいささか不安でしたが、7のマークのコンビニが道中見つかりました。
Aくんは歯ブラシを購入しましたが、
「小腹が空いたから、夜食ってことでラーメンを」
「そう言われれば、蕎麦が食べたくなってきた」
「積もる話もあるだろうし、お酒でも」
「明日の朝飲む用のお茶も」
「なんとなくみそ汁飲みたい」
カゴの中身は一杯になり、総額は5000円近くになりました。
この日最後のじゃんけんです。
なんとなくお察しいただけるかと思います。
Aくんが財布を開くこととなりました。
「普段こんな感じの旅行なのか!!!スリルがあって楽しいな!!!」
そう無邪気な笑顔を見せながらお昼ご飯の支払いをしていたAくん。
そんな笑顔はとうに失せ、ただただ哀愁が漂います。
ですが、じゃんけんですから、しょうがありません。
4月30日(火)23:40
宮城県加美郡加美町
ペンション・レストラン KAMIFUJI(カミフジ)に到着しました。
雨が降っていたので、星空を見ることはできませんでしたが、きっと天気のいい日は満点の星空と、喜多方ラーメンにも劣らない美味しい空気を堪能できるであろう、そんな素敵な場所でした。
ペンションとレストランが隣あわせになっているのですが、レストランの方でチェックイン手続きを済ませます。
数人の方々がお酒を飲んでいました。
地元の方でしょうか。従業員の方と仲良く楽しそうに談笑しておられました。
チェックイン手続きのため、紙に名前等を記入していると、
「お兄さんたち!どこから来たの!」
「島根県です」
「はぁ!!!?なんでまたこんなところに!!!」
「ダーツがこちらに刺さりまして」
「ダーツ!!?って、あの、ダーツ!!!???」
すっかり仲良くなり、そのままご一緒することになりました。
どうやら皆さん常連さんだったようで、
「みんなで集まって平成から令和に変わる瞬間を迎えよう」
ということで集まっていたようです。
その瞬間にもご一緒させていただき、見ず知らずの土地で、初めて出会った方々と乾杯をしながら新時代を迎えました。
お店の方からのお話で
「宿泊のキャンセルが出た直後に予約が3組入ったんだよ。君たちが早かったからあとの2組はお断りを入れたんだけど、本当にラッキーだったね!」
ということでした。本当にラッキーでした。
ペンションもとても素敵なところで、本当にこんなにいいところがこんな低価格でいいのか・・・と驚愕。
1階はリビングになっていて、アンティークな雰囲気がプンプン漂います。
なんだかそこの空間にいるだけで、ダンディーな漢になった気さえしてきます。
2階は5部屋の客室があり、天井の高く、天窓もついたオシャレで温かみのあるお部屋でした。
宮城県にお出かけの際にはとてもオススメな場所です。
お店の方も気さくな方で、また行きたいと思える場所でした。
4月30日(火)
1日のまとめ
結局この日は18時間かけて岡山県から宮城県まで移動。
総移動距離は約1000km。
ガソリン満タンで出発したプリウスですが、給油ランプは点灯したものの、無事宮城県まで走りきりました。
そして、この日の運転は、プリウスの所有者であるYくんが全て行いました。
1日の最後、ペンションのリビングで
「ハードな1日目だったね〜」
と言いながらも、次の日のスケジュールを組み立てます。
お店の方や地元の方に、
「〇〇には行ったほうがいい!」
「△△は知る人ぞ知るオススメスポット!」
「せっかくなら☆☆に行ってみたら?」
などなど、たくさんのアドバイスを頂戴しました。
出来るだけ全てのオススメスポットを巡ることができるよう、グーグルマップを片手に作戦会議です。
話し合いの結果、
朝5時にはこのペンションを出て、出発する必要がある。
という結論に辿り着きました。
「それじゃ明日もハードな1日になるだろうけど、楽しんでいこうぜ」
そんな言葉を交わし、眠りにつきました。
5月1日(水)
起床
ふかふかのお布団。
体に蓄積された疲れが、綺麗さっぱり吹き飛んでいます。
時計を確認すると、
午前10時
熟考に熟考を重ね、
あらゆる角度から幾度となく検証を行いましたが、
紛れもなく、
寝坊です。
身支度をし、チェックアウトの手続きを済ませ、
お店の方にお礼を伝え、
記念写真を撮り、
ペンション・レストラン KAMIFUJI(カミフジ)を後にしました。
予定出発時間から5時間遅れをとったことで、組み立てていたスケジュールのおよそ半分をごっそりと削り、
車を東に走らせます。
「やっちまったなあー!」
と言い、自責の念を各々が口にしながらも、口元は若干緩んでいます。
予想を裏切ってこその、行き当たりばったり旅。
「そうそう、これだよこれ・・・。この感じ・・・!!!」
そんな心地よい空気が車内に充満します。
5月1日(水)11:00
宮城県大崎市
「朝ごはんを食べたいよね。」
「朝ごはんって時間でもないけどね。」
「でもゆっくり食べる時間も今の私たちにはないよね。」
「せっかくならご当地のものを堪能したいよね。」
「寄り道もしたいけど、目的地に一刻も早くたどり着くことが今の私たちの1番の責務だよね」
結局、効率重視の最大の味方、マクドナルドのドライブスルーで朝食をとることとなりました。
令和元年、一発目のじゃんけんは私山形が負けてしまい、雲行きの怪しい新時代の幕開けとなりました。
5月1日(水)13:00
宮城県南三陸町
今回の目的地が東北に決まった時、満場一致で「ここには行こう」と決めた場所です。
今から8年前の2011年3月11日。
当時私たちは高校2年生でした。
平成という一つの時代が終わりを迎えるに当たり、
「平成はどんな時代だったのか」
という話によくなります。
災害の多い時代だった、とよく揶揄されますが、
阪神・淡路大震災のときには1歳でしたので当時の記憶はなく、
東日本大震災こそ記憶に新しい出来事ですが、テレビ画面越しにしか、当時の被害を感じることがことができませんでした。
「何もなかった」
率直な感想としてはそうなってしまいますが、その言葉だけで片付けるのも違うと思いました。
ただ、どんな言葉で自分の中に落とし込めばいいのかが分からず、悶々と気持ちを抱えながら、南三陸から石巻までの道を走りました。
この言葉もまた適切なものかわかりませんが、私個人としては被災地を訪れることができてよかったと思っています。
5月1日(水)15:30
宮城県仙台市青葉区
少し遅めのお昼ご飯の時間です。
仙台といえばやはり、「牛タン」でしょうか。
ペンションで出会った方々に、牛タン発祥のお店をお聞きしたので、そちらにお邪魔しました。
とんでもない行列でした。
昼ご飯の時間でもなく、夜ご飯の時間でもなく、私たちとしてはうまく隙間の時間を攻めた気でいましたが、牛タンはそこまで甘くはなかったです。
きっちり1時間30分並び、牛タンとご対面。
肉厚な牛タン・・・。
しっかりとした噛みごたえ・・・。
ほとばしる肉汁・・・。
牛タンを一口食べ・・・・
ご飯をかきこむ!!!
勢いそのままに牛タンにかぶりつき、
ご飯をかきこむ!!!
最高に贅沢なひと時でした。
5月1日(水)18:00
宮城県仙台市青葉区
少し遅めの3時のおやつタイムです。
「発祥の地」とは響きとしては心地の良いものです。
牛タンを食べたことですっかり「発祥の地」に味を占めた我々は、次なる発祥の地を求めました。
こちらが仙台発祥のご当地グルメとして知られる冷やし中華。
その中でも冷やし中華発祥のお店として知られている「龍亭」さん。(諸説あり)
醤油だれとゴマだれを選択することができ、食べ比べてみました。
甘酸っぱいたれと豊富なトッピング、、、そして喉越しの良いコシのある麺・・・。
牛タンを食べてから30分も経たないうちの出来事でしたが、おやつ感覚でみなさん完食でした。
ところで写真左側の筋肉質な彼ですが、じゃんけんで記憶に残る負けがほとんどなく、紹介しそびれていました。
岡山出身のOくんです。
彼は2019年のミスタージャパン岡山県代表です。(ミスユニバースの男性版?のようなものみたいです。)
全国大会は秋にあるそうなので、応援を宜しくお願いします。
5月1日(水)19:00
仙台駅
仙台に行ったらどうしても食べたいものが私にはありました。
それがピザ屋さん、森のピザ工房ルヴォワール
何かのテレビで紹介されていて、無類のピザ好きの私としてはどうしても行ってみたかったお店・・・。
本店は仙台の中心地から離れたところにありますが、仙台駅内にもお店があるという情報を入手したので仙台駅まで。
ですが歩いても歩いても、探しても探しても見当たりません。
インフォメーションセンターの方に尋ねてみると、
もう撤退したのでありません
ということでした。
これもまた!行き当たりばったりの旅ならでは!!!
とはならず、無類のピザ好きの私は少々へこみました。
みんなを振り回した結果の粗相ということで、ずんだ餅をご馳走することになりました。
ずんだ餅。
これまた宮城県のご当地グルメです。
すりつぶした枝豆を餡に用いて、お餅と絡めていただくお菓子です。
食べた感想としては
「ずんだ餅を食べたという経験ができてよかったね」
というものでした。
ずんだ餅とあわせて、ずんだシェイクなるものをご馳走しました。
これがなんと大当たり!!!!!
ずんだの食感も面白いのですが、なによりバニラシェイクと枝豆の組み合わせがこれほどまでにマッチするとは!!!
甘すぎず、あっさり美味しくいただくと、後味として枝豆の風味がガツンッ!と押し寄せてきます。
仙台に立ち寄られる際には、牛タンを食べた後のデザートとして、このずんだシェイク、ぜひ飲んでみてください。
とてもオススメです。
5月1日(水)21:00
京都市内に向けて出発
仙台を散策したのち、名残惜しい気持ちを殺しながら、京都へ向かい車を走らせます。
仙台は緑が多く、とてもお洒落で素敵な街です。
私は無類のピザ好きであると同時に、無類の伊坂幸太郎(小説家)好きでもありますが、
伊坂幸太郎さんの作品の多くがこの仙台の街を舞台にしたもので、そんなこともあって私はこの仙台という街が大好きです。
仙台を訪れるのは人生で2回目でしたが、時間を空けずまた訪れたいと思っています。
5月1日(水)23:00
福島県安達太良SA
翌日の朝、京都駅で残りの2人のメンバーと合流する予定にしておりました。
本当は宮城県まで来てもらう予定でしたが、2人とも部活動の顧問をしている関係で都合が合わず、なんとか合流できそうな地点として京都に集合となりました。
仙台駅から京都駅まで車で9時間少々かかることを考えると、夜通し運転する必要があります。
交互に後席で仮眠を取りながら、京都へと車を走らせるのでした・・・。
果たして、無事に京都にたどり着くことはできるのか・・・。
後半へ続く・・・。
出雲店 山形
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