イズモテンブログVOL.68「たまご meets 山形サーン(イベント情報のお知らせ)」
2020.02.21
出雲店の山形です。
お寿司で海鮮ネタを食べること以外にはこれまで否定的でしたが、最近思考が変わってきました。そんな26歳も終盤です。
納豆とかたまに食べちゃいます。好きになったというよりは、回転してくる頻度が高い。海鮮以外のネタの。思わず手に取ってしまったといったところです。こないだ玉子焼きも食べました。
回転寿司、いいですよね。私山形、とても大好きです。
ここ数年、いえ、生まれてからこの20数年、とてつもない進化を遂げていますよね。
幼少時代のお寿司屋さんではラーメンやうどんが食べられることなんて想像もしていなかったですし、デザートの種類も年々増えています。
丼ものも豊富で、揚げ物もあれば、ハンバーガーを提供しているお店もあるそうです。
お皿も机の上に溜まらないよう、横の穴にリリースすることもできれば、鮮度が落ちないようカプセルに覆われた状態でぐるぐるお寿司が回転しています。
これから先、一体どんな進化を遂げていくのでしょうか。
私なりに勝手に考察してみました。
1.横回転から縦回転へのフルモデルチェンジ
お寿司、横に流れますよね。現代の回転寿司では。右から左に。左から右に。
理にかなっていると思います。横回転。
遠くから流れてくるお寿司を見ながら、
「あ、あのネタ食べようかな」と、新たなるネタとの出会いにワクワクすることもできますし、
迷っている間に通り過ぎてしまったお寿司を見ながら、後悔の念を味わうこともできます。
あのネタにまた巡り逢えることはできるのか、誰にも取られることはないのか、とドキドキもします。
まさに「出会いと別れ」が、「喜怒哀楽」が、この横回転の象徴なのではないでしょうか。
長らく回転寿司を支えてきた、横回転ですが、この横回転がこれから先も続いていく保証はどこにもありません。
時代は、縦回転。
お寿司が上から下に、または下から上に回転していくのです。水車の要領です。観覧車のように。縦回転。
横回転と比較すると、流れてくるネタを予測しづらく、ネタを目の前にしても考察する時間は横回転よりも短い。
判断力が大事です。
この生きづらい世の中を生きていく上で必要な力はいくつもありますが、「判断力」もそのひとつではないでしょうか。
縦回転の寿司を通して、「判断力」を養う。
油断は禁物、例え手に取ったお寿司を嗜んでいる途中であったとしても、風車のごとく上から下に流れるお寿司に意識を向けなければなりません。
この縦回転の回転寿司に必要なのは「判断力」と「集中力」です。
美味しいお寿司を食べるだけではなく、世の中を生きていく上で必要な力を養うことができます。「教養」としてのお寿司。日本の文化、SUSHI。
また、縦回転には他にメリットもあります。
お店側としてみれば、店舗を運営する上でのエネルギーの幾分かを、縦回転寿司で養うことができます。
例えばの話、発電用水車では、水の位置エネルギーを利用し、その力学的な仕事によって電力を得ることができます。
この理論に基づけば、お寿司を縦に回転させながら、エネルギーを養い、お店の管理費に充当することができるのです。横回転寿司ではできない。縦回転ならでは。
また、島根県ではそうでもないかと思いますが、土地の価格が上がっている地域もあります。
横回転寿司を運営するためには、膨大な土地が必要となりますが、縦回転寿司はその必要がありません。
限られた土地を、上に上に伸ばし、運用・活用することができます。マンションの要領です。
更に、昨今のプロ野球では、縦スライダーやフォークなど、落ちるボールを決め球としているピッチャーを多く見かけます。
何故なら人間は縦の変化には弱く、順応することが難しいからです。
つまり、縦回転寿司を導入することで、縦の変化に順応し、縦スライダーやフォークに対応することもできます。ウイニングショットを捉え始められた投手陣は新たなる魔球に磨きをかけなければなりません。プロ野球界全体のレベルの向上にも、縦回転寿司が絡んでいきます。
「トレーニング」としてのお寿司。ジャパニーズカルチャー、SUSHI。
これからの時代は、縦回転。
2.寿司ではなく、客席が回転
何故そもそもに、お寿司が回転しているのでしょうか。
確かに待っていれば、ご希望のお寿司が近づいてくる。何もせずとも、流れてくる。
そしてそれを、無視することもできる。
「好みじゃない」「ちょっと休憩」「また流れてくるだろう」「鮮度が落ちてそうだからタブレットで頼む」
我々の判断一つで目の前のお寿司をどうすることもできます。
我々人類は、一体いつからそんな傲慢な生き物になったのでしょうか。
食べ物への感謝は、薄れていく一方です。
「いただきます」という言葉が、「まじ卍」と同列の軽さになっています。「いただきます」とは命を頂くこと。こんな軽さであっていいはずがありません。
結論から言うと、寿司ではなく、我々が回転すべきです。
お寿司様には、動くことなく、そのまま鎮座していただく。回転なんてさせません。
我々が、お寿司様に歩み寄る。我々が、回転する。
旧石器時代、狩猟を通して食べ物を得ていたあの時代が、思い起こされます。
寿司は、待つのではなく、獲る。狩る。
食べることができるのは当たり前ではないという当たり前のことが、我々が回転することで再認識できるのではないでしょうか。
回るべきは、お寿司ではなく、我々。
3.タブレットの進化
希望のお寿司が流れない時、タブレットで好きなお寿司を注文することができます。
便利な時代になりました。タブレットを右から左にフリックし、ご希望のお寿司をタップするだけ。
ですが、これは完成形ではないでしょう。
何故なら、フリック、タップ、といった「手間」がかかっているからです。
数十年後、きっと今現在の回転寿司を見て
「フリック、タップなんて面倒なことしないとお寿司が食べれないなんてね〜」
と未来人に小馬鹿にされていることは明らかです。
これからは、AI。
タブレットには、AI板前さんの顔が映るのみ。
フリックも、タップも必要ありません。
タブレットに向かって、声をかけるだけ。
「えんがわ、いっちょう」
「ヘイ、エンガワイッチョウ!ワサビハ?」
「あ、わさびは抜いてください」
「ヘイ!サビヌキ、イッチョウ!!!」
こんな感じです。
タブレットの近くでみんなの注文を取りまとめる係の人、いますよね。
あれ、意外と疲れるんですよね、腕が。タブレットの位置が絶妙に上にあって、腕を長時間あげるのがしんどいんです。
AI板前さんであれば、その疲労感を感じることもできません。
また、AIではありますが、コミニュケーション能力を養うことができます。
幼少期、回転寿司を家族みんなで食べにいくと、私は毎回緊張していました。
大好きないくらが、流れていない。
その場合、板前さんに、お願いしなければならないのです。
私「あのぅ〜、すみません・・・」
母「ほら祐貴、そんな小さな声で聞こえるわけないでしょ」
私「あ、あのぅ〜!す、すみません・・・!!!」
父「お前なぁ・・・そんなことも出来んで大人になったらどうするんだよ」
私「あのぉーーー!!!いくらひとつください!!!」
板前さん「ヘイ、いくらイッチョウで!!!」
誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。この緊張のやりとり。
緊張しながらオーダーしたいくらが我が手元に届いた時の喜び。
お礼を言えず、間髪入れずに親に叱られたあの日あの時。
いくらが流れていない時はもちろん、駅で迷子になった時、おもちゃ屋さんで欲しいおもちゃが見つけられなかった時、
必ずといっていいほど、店員さんや駅員さんに声をかけなければなりませんでした。我が家は自分で聞かないといけないルールです。とても緊張したことを覚えています。そうやって、他人とのコミニュケーションを覚えていきました。私だけではないはずです。
ですが今の時代、お寿司はタブレットで注文できますし、携帯があれば駅で迷子にすらなりません。
欲しいおもちゃがあるかどうかも、ネットで在庫を調べれますし、そもそもにネットで注文できます。
便利な時代になる一方で、こういった小さなコミニュケーションを取る機会が少なくなったことが、少し寂しく感じられます。
昔のような回転寿司に戻してくれ、といってもそうはならないことは明らかです。
明らかに非効率、少しでも人件費を減らし、効率を重視する今の時代に背いています。
ですので、せめてもの希望としてのAI板前さん。
一定の声量を出せないと、無視されてしまう機能も搭載してください。
かなり忙しい雰囲気で、声を掛けづらい仕様のAI板前さんも搭載していただきたい。
時代は、AI板前さん。
それにしても便利な時代です。
車も便利になりました。
壁が近づくと音も鳴り、危険をお知らせしてくれます。
目的地までの燃料が足りないと、近くのガソリンスタンドも案内してくれます。
高速道路でクルーズコントロールを使えばペダル操作の負担も軽減されます。
一方で、その機能をすべて使いこなせるかというと、難しさもあります。新車に乗り込んだ際、ボタンの多さに驚かれることもしばしばです。
便利機能の多くもカタカナ語。ボタンやディスプレイに表示されるのは、英語で略した言葉が並んでいるだけ。
ICS,LDA,LTA,AHB,AHS,PCS,RCTA,RCTAB,RSA,BSM,TKG,TMN・・・。
皆さん分かりますでしょうか。
全て安全装備を略したものになりますが、初見で覚えてくださいというのは無理な話です。
ちなみに安全装備に紛れて「TKG(Tamago Kake Gohan)」を紛れ込ませてみましたが、そんなことに気づきもしないほどに、どれも似通っています。なのに機能は全然違う。
安全装備を通してドライバーに安心を与えるはずが、かえって不安な気持ちを強くさせているのではないかと現場で働いて思うこともあります。
DA〇GOさんがテレビで略語を言う度、「???」となりますが、車も同じなのではないでしょうか。
正直言って、優しくない。私はそう思います。難しすぎる。
と、嘆いてみせることは簡単ですが、この流れを止めることは難しいのではないかと感じてもいます。
であれば我々営業マンができることは、不安を感じている方の不安を取り除くことだと思います。しっかり説明。何度でも説明。困ったときに頼っていただけるような、そんな人間になりたい。
・・・さて、脱線しすぎて迷子になってしまいました。
何の話がしたかったか、思い出します。
回転寿司の話をしていました。
そう、納豆や卵焼きなども食べるようになりましたという報告をしました。
そう、卵焼き。
卵。
この脱線迷子ブログで伝えたかったのはこれです、たまご。
2月22日(土)、23日(日)、24日(月)
出雲店ではご来場された方にたまごをプレゼントします。
福田ファームさんがつくっておられる「こめたまご」です。
「TOYOPET」の印字入りでございます。
「たまご欲しいけど、車買わないのにたまご取りにいってもいいのかな・・・」
いいんです。
大歓迎です。
たまごついでに、「そういえば、LTAってなんだっけ?」そんな質問ひとつ頂けたら、我々は喜んでお答えいたします。
安全装備も一言に「これ」と言えないほどに、多種多様な変貌を遂げています。
気になる来場プレゼントがございましたら、お店に寄っていただき、最新機能をひとつ、ふたつ覚えて持ち帰っていただく。なんだか素敵なことだと思いませんか。
さらに、持ち帰った「TOYOPET」の印字入りたまごを、SNSで拡散して頂けると、我々は泣いて喜びます。
その後は美味しく、TKGにしてお召し上がりください。
出雲店ではたまごですが、各店舗それぞれ催し物が異なるようですので、一覧をご紹介。
それでは皆様、週末のご来店をお待ちしております。
出雲店 山形・たまご
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幼少時代のお寿司屋さんではラーメンやうどんが食べられることなんて想像もしていなかったですし、デザートの種類も年々増えています。
丼ものも豊富で、揚げ物もあれば、ハンバーガーを提供しているお店もあるそうです。
お皿も机の上に溜まらないよう、横の穴にリリースすることもできれば、鮮度が落ちないようカプセルに覆われた状態でぐるぐるお寿司が回転しています。
これから先、一体どんな進化を遂げていくのでしょうか。
私なりに勝手に考察してみました。
1.横回転から縦回転へのフルモデルチェンジ
お寿司、横に流れますよね。現代の回転寿司では。右から左に。左から右に。
理にかなっていると思います。横回転。
遠くから流れてくるお寿司を見ながら、
「あ、あのネタ食べようかな」と、新たなるネタとの出会いにワクワクすることもできますし、
迷っている間に通り過ぎてしまったお寿司を見ながら、後悔の念を味わうこともできます。
あのネタにまた巡り逢えることはできるのか、誰にも取られることはないのか、とドキドキもします。
まさに「出会いと別れ」が、「喜怒哀楽」が、この横回転の象徴なのではないでしょうか。
長らく回転寿司を支えてきた、横回転ですが、この横回転がこれから先も続いていく保証はどこにもありません。
時代は、縦回転。
お寿司が上から下に、または下から上に回転していくのです。水車の要領です。観覧車のように。縦回転。
横回転と比較すると、流れてくるネタを予測しづらく、ネタを目の前にしても考察する時間は横回転よりも短い。
判断力が大事です。
この生きづらい世の中を生きていく上で必要な力はいくつもありますが、「判断力」もそのひとつではないでしょうか。
縦回転の寿司を通して、「判断力」を養う。
油断は禁物、例え手に取ったお寿司を嗜んでいる途中であったとしても、風車のごとく上から下に流れるお寿司に意識を向けなければなりません。
この縦回転の回転寿司に必要なのは「判断力」と「集中力」です。
美味しいお寿司を食べるだけではなく、世の中を生きていく上で必要な力を養うことができます。「教養」としてのお寿司。日本の文化、SUSHI。
また、縦回転には他にメリットもあります。
お店側としてみれば、店舗を運営する上でのエネルギーの幾分かを、縦回転寿司で養うことができます。
例えばの話、発電用水車では、水の位置エネルギーを利用し、その力学的な仕事によって電力を得ることができます。
この理論に基づけば、お寿司を縦に回転させながら、エネルギーを養い、お店の管理費に充当することができるのです。横回転寿司ではできない。縦回転ならでは。
また、島根県ではそうでもないかと思いますが、土地の価格が上がっている地域もあります。
横回転寿司を運営するためには、膨大な土地が必要となりますが、縦回転寿司はその必要がありません。
限られた土地を、上に上に伸ばし、運用・活用することができます。マンションの要領です。
更に、昨今のプロ野球では、縦スライダーやフォークなど、落ちるボールを決め球としているピッチャーを多く見かけます。
何故なら人間は縦の変化には弱く、順応することが難しいからです。
つまり、縦回転寿司を導入することで、縦の変化に順応し、縦スライダーやフォークに対応することもできます。ウイニングショットを捉え始められた投手陣は新たなる魔球に磨きをかけなければなりません。プロ野球界全体のレベルの向上にも、縦回転寿司が絡んでいきます。
「トレーニング」としてのお寿司。ジャパニーズカルチャー、SUSHI。
これからの時代は、縦回転。
2.寿司ではなく、客席が回転
何故そもそもに、お寿司が回転しているのでしょうか。
確かに待っていれば、ご希望のお寿司が近づいてくる。何もせずとも、流れてくる。
そしてそれを、無視することもできる。
「好みじゃない」「ちょっと休憩」「また流れてくるだろう」「鮮度が落ちてそうだからタブレットで頼む」
我々の判断一つで目の前のお寿司をどうすることもできます。
我々人類は、一体いつからそんな傲慢な生き物になったのでしょうか。
食べ物への感謝は、薄れていく一方です。
「いただきます」という言葉が、「まじ卍」と同列の軽さになっています。「いただきます」とは命を頂くこと。こんな軽さであっていいはずがありません。
結論から言うと、寿司ではなく、我々が回転すべきです。
お寿司様には、動くことなく、そのまま鎮座していただく。回転なんてさせません。
我々が、お寿司様に歩み寄る。我々が、回転する。
旧石器時代、狩猟を通して食べ物を得ていたあの時代が、思い起こされます。
寿司は、待つのではなく、獲る。狩る。
食べることができるのは当たり前ではないという当たり前のことが、我々が回転することで再認識できるのではないでしょうか。
回るべきは、お寿司ではなく、我々。
3.タブレットの進化
希望のお寿司が流れない時、タブレットで好きなお寿司を注文することができます。
便利な時代になりました。タブレットを右から左にフリックし、ご希望のお寿司をタップするだけ。
ですが、これは完成形ではないでしょう。
何故なら、フリック、タップ、といった「手間」がかかっているからです。
数十年後、きっと今現在の回転寿司を見て
「フリック、タップなんて面倒なことしないとお寿司が食べれないなんてね〜」
と未来人に小馬鹿にされていることは明らかです。
これからは、AI。
タブレットには、AI板前さんの顔が映るのみ。
フリックも、タップも必要ありません。
タブレットに向かって、声をかけるだけ。
「えんがわ、いっちょう」
「ヘイ、エンガワイッチョウ!ワサビハ?」
「あ、わさびは抜いてください」
「ヘイ!サビヌキ、イッチョウ!!!」
こんな感じです。
タブレットの近くでみんなの注文を取りまとめる係の人、いますよね。
あれ、意外と疲れるんですよね、腕が。タブレットの位置が絶妙に上にあって、腕を長時間あげるのがしんどいんです。
AI板前さんであれば、その疲労感を感じることもできません。
また、AIではありますが、コミニュケーション能力を養うことができます。
幼少期、回転寿司を家族みんなで食べにいくと、私は毎回緊張していました。
大好きないくらが、流れていない。
その場合、板前さんに、お願いしなければならないのです。
私「あのぅ〜、すみません・・・」
母「ほら祐貴、そんな小さな声で聞こえるわけないでしょ」
私「あ、あのぅ〜!す、すみません・・・!!!」
父「お前なぁ・・・そんなことも出来んで大人になったらどうするんだよ」
私「あのぉーーー!!!いくらひとつください!!!」
板前さん「ヘイ、いくらイッチョウで!!!」
誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。この緊張のやりとり。
緊張しながらオーダーしたいくらが我が手元に届いた時の喜び。
お礼を言えず、間髪入れずに親に叱られたあの日あの時。
いくらが流れていない時はもちろん、駅で迷子になった時、おもちゃ屋さんで欲しいおもちゃが見つけられなかった時、
必ずといっていいほど、店員さんや駅員さんに声をかけなければなりませんでした。我が家は自分で聞かないといけないルールです。とても緊張したことを覚えています。そうやって、他人とのコミニュケーションを覚えていきました。私だけではないはずです。
ですが今の時代、お寿司はタブレットで注文できますし、携帯があれば駅で迷子にすらなりません。
欲しいおもちゃがあるかどうかも、ネットで在庫を調べれますし、そもそもにネットで注文できます。
便利な時代になる一方で、こういった小さなコミニュケーションを取る機会が少なくなったことが、少し寂しく感じられます。
昔のような回転寿司に戻してくれ、といってもそうはならないことは明らかです。
明らかに非効率、少しでも人件費を減らし、効率を重視する今の時代に背いています。
ですので、せめてもの希望としてのAI板前さん。
一定の声量を出せないと、無視されてしまう機能も搭載してください。
かなり忙しい雰囲気で、声を掛けづらい仕様のAI板前さんも搭載していただきたい。
時代は、AI板前さん。
それにしても便利な時代です。
車も便利になりました。
壁が近づくと音も鳴り、危険をお知らせしてくれます。
目的地までの燃料が足りないと、近くのガソリンスタンドも案内してくれます。
高速道路でクルーズコントロールを使えばペダル操作の負担も軽減されます。
一方で、その機能をすべて使いこなせるかというと、難しさもあります。新車に乗り込んだ際、ボタンの多さに驚かれることもしばしばです。
便利機能の多くもカタカナ語。ボタンやディスプレイに表示されるのは、英語で略した言葉が並んでいるだけ。
ICS,LDA,LTA,AHB,AHS,PCS,RCTA,RCTAB,RSA,BSM,TKG,TMN・・・。
皆さん分かりますでしょうか。
全て安全装備を略したものになりますが、初見で覚えてくださいというのは無理な話です。
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・・・さて、脱線しすぎて迷子になってしまいました。
何の話がしたかったか、思い出します。
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そう、卵焼き。
卵。
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2月22日(土)、23日(日)、24日(月)
出雲店ではご来場された方にたまごをプレゼントします。
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「TOYOPET」の印字入りでございます。
「たまご欲しいけど、車買わないのにたまご取りにいってもいいのかな・・・」
いいんです。
大歓迎です。
たまごついでに、「そういえば、LTAってなんだっけ?」そんな質問ひとつ頂けたら、我々は喜んでお答えいたします。
安全装備も一言に「これ」と言えないほどに、多種多様な変貌を遂げています。
気になる来場プレゼントがございましたら、お店に寄っていただき、最新機能をひとつ、ふたつ覚えて持ち帰っていただく。なんだか素敵なことだと思いませんか。
さらに、持ち帰った「TOYOPET」の印字入りたまごを、SNSで拡散して頂けると、我々は泣いて喜びます。
その後は美味しく、TKGにしてお召し上がりください。
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